************************************************************************ 日中情報ネットニュース http://www.ask.ne.jp/~jcin/index.html ★上記HPの中国文学文庫を読むには、ID:nihao, PWD:jcinを入力して下さい ★ ★本ニュースへの広告申し込みはjcin@ask.ne.jpへ。非営利目的なら、無料 ★ ************************************************************************ ●「成熟した関係」が課題 建国50年の中国と日本  日本の新聞報道によると、建国五十周年を迎えた中国と日本は経 済関係を中心に広範な協力を進めているが、歴史認識などをめぐっ て不協和音も目立つ。    過去の問題を抱える韓国との関係が「新時代」に入った現在、ア ジア外交の基軸である日中関係を「いかに成熟した間柄にするか」 (外務省筋)が重要な緊急課題となっている。           中国の唐外相は九月下旬、北京を訪れた社民党の土井たか子党首 に、国会で反中勢力が大きくなることを想像すると「夜も眠れない 」と日本国内に強まる反中国感情に率直に懸念を表明した。     日本側には「中国の教育は日本の歴史のマイナス面をことさら強 調している」(外務省筋)との不満があり、近年の各種世論調査で は中国への好感度が低下しているのが実態だ。           両国の立場の違いが最も際立ったのが、昨年十一月の江沢民国家 主席の来日だった。江主席が再三再四、歴史問題に言及して反省を 求めたのに対し、自民党内などに反発が広がった。         対中関係は日本にとって最も重要な二国間関係の一つであり、日 米中三カ国は「どちらか一方だけが得する関係ではなく、どちらも プラスになるような関係だ」と外務省幹部は強調。世論調査などで 判明した互いのイメージ悪化は「経済などで補完し合える両国の国 益を損なう」と戒めた。                     日中関係を成熟させる即効薬は見当たらないが、別の同省幹部は 「歴史問題は解決に時間がかかる」とした上で、環境問題など二国 間関係を超えた世界レベルで協力を強化することが相互理解を進め る糸口になると指摘する。 ●中国、輸入企業に新規制  日本の新聞報道によると、中国金融報は30日、中国が輸出業務 を取り扱う企業に、輸入原材料について保証金支払いを義務づける 新規制を1日から実施すると伝えた。また税関当局への登録手続き を厳しくするという。  密輸入取り締まりの一環で、原材料が輸出向けであることを保証 することなどが目的という。 ●中国、30%がTV購入に意欲 日本の新聞報道によると、民間調査会社のギャロップが28日、 中国都市部の消費動向調査について、今後2年以内にテレビを購入 したいとの回答が30%、生命保険に加入する予定があるとの回答 が22%に達したと報じた。  洗濯機と冷蔵庫を購入したいとの回答はそれぞれ22%、21% だった。またパソコン購入の予定があるとの回答は16%、パソコ ンを欲しいと思っているとの回答は10%だった。携帯電話を購入 したいと考えているとの回答も10%だった。  中国のテレビ保有世帯の割合は都市部では96%に達しているが、 農村部では39%にとどまっている。同国は人口が多いため、潜在 的な購買力は依然として非常に高いという。  調査は北京、上海、広州など10都市に住む4000人を対象に 行った。 ●北京市中心を東西に結ぶ地下鉄新路線開通  日本の新聞報道によると、10月1日に、建国五十周年を迎える 中国の首都・北京で、28日、市内の中心を東西に結ぶ新しい地下 鉄が開通した。  開通式には、工事関係者などおよそ五百人が出席して新しい路線 の開通を祝った。  今回開通した路線は、北京の中央部を東西に結ぶ長安街(チョウ アンガイ)の混雑を解消するため、北京市などが総事業費七十五億 七千万元、日本円でおよそ一千億円をかけて建設したもので、全長 十三・五キロ、北京では三本目の地下鉄となる。  きのうは夕方から運転が始まり、駅の切符売り場には一番列車に 乗ろうと待ち構えていた市民の列ができていた。  新しい地下鉄の建設にあたって北京市では、国産の新型車両百七 十四両を導入したほか、乗客の利便性を高めるために駅にエスカレ ーターを設置したほか、改札口からいったん地上に出なくても、そ のまま百貨店の売場や地下街に入れるようになっている。  しかし、来年六月までの間は、すでに営業運転している環状線と の乗り換えの際に、切符を新たに買い換えなければならないなどの 不便もあり、市民の足として定着するまでには時間がかかりそうだ。 ●中国、一人っ子政策で3億人抑制  日本の新聞報道によると、一人っ子政策などで71−98年間に 抑制された人口は、「3億人以上」と、中国が成果強調。  71年の平均出生児数続けば、98年の推定総人口15億6千万 人が実際は12億4千万人。 ●中国主席、来月18日から英仏など歴訪  日本の新聞報道によると、中国外務省報道局の章啓月副局長は2 8日の定例会見で、江沢民国家主席が10月18日から11月3日 まで、英、仏、ポルトガル、モロッコ、アルジェリア、サウジアラ ビアの欧州・中東6カ国を公式訪問すると発表した。 ●日本、大規模介入を反映、外貨準備高が過去最高に  日本の新聞報道によると、大蔵省が一日発表した九月末の外貨準 備高は、政府・日本銀行が大規模な円売り・ドル買い介入を実施し たことから、前月末よりも百十億三千二百万ドル増えて二千七百二 十三億七千百万ドルに上り、過去最高額を四か月連続で更新した。 一か月間の増加額は、過去七番目の高水準だった。  東京外国為替市場の円相場は、九月上旬には一ドル=一一〇円前 後だったが、二十四日には一ドル=一〇三円台まで上昇した。大手 シンクタンクなどによると、実際の介入額は、外貨準備の増加額か ら十億ドル程度の運用益などを除いた約百億ドル程度と見られる。  また、同時に発表された国際通貨基金(IMF)の最新統計では 、外貨準備高はユーロ地域(十一か国)が二千七百六十四億ドル( 七月末)でトップ、日本が二千六百七億ドル(同)で続き、中国( 千五百十二億ドル、六月末)、台湾(九百八十三億ドル、六月末) 、中国・香港(八百八十六億ドル、六月末)の順だった。 ●上海の世界1ビル、来年工事再開へ=森ビル社長 1日の上海の英字紙・上海デーリーによると、森ビルの森稔社長 は、同市浦東新区で工事が中断している世界1の超高層ビル「上海 環球金融中心」(高さ460メートル、94階)について来年後半 にも工事を再開すると語った。 ●台湾、中国の義援金受け取る  新華社電によると、中国紅十字会(赤十字社)は29日、台湾大 地震に対する義援金約10万ドルが台湾の赤十字組織に渡ったこと を明らかにした。台湾側は義援金は受け取るものの、中国からの人 的支援や物資援助は事実上断っている。 ●独VW、中国投資倍増へ 日本の新聞報道によると、ドイツ自動車大手、フォルクスワーゲ ン(VW)のステファン・ヤコビ副社長(アジア太平洋地域担当) は30日、ダウ・ジョーンズ通信に対し、中国への投資額を今後5 年間に約2倍に引き上げる計画を明らかにした。  VWは過去15年間に30億マルクを投資し、上海と長春に合弁 企業を設立し、昨年は計31万台の乗用車を生産した。今後5年間、 さらに30億マルクを投資し、両都市の工場設備の近代化と新車投 入を目指すという。  昨年の売上高は、長春の合弁が22億マルク、上海が54億マル ク。ヤコビ副社長は、今年は10%前後の増収を見込んでいると語 った。 ●元中国代表が帰化して復帰=卓球  日本の新聞報道によると、卓球の元中国女子代表で日本に帰化し た羽佳純子(はねよし・じゅんこ=中国名・李※=が日本リーグ2 部のサンリツに入社し、3年ぶりのカムバック戦として全日本選手 権の東京予選(10月16日)に出場することが、30日分かった 。全盛時の力が戻っていれば、12月の全日本選手権で優勝候補と なりそうだ。  羽佳選手は32歳。中国代表時代に1991年世界選手権(千葉 大会)女子ダブルス3位などの実績を残し、92年に日産自動車入 り。3年後に淑徳短大に入学し、96年の東京選手権では決勝で第 一人者の小山ちれ(池田銀行)を破り、優勝している。その後、結 婚や出産で第1戦を退いたが、今年3月に日本に帰化。10月1日 付でサンリツ入りが決まり、現役復帰することになった。  ただ羽佳選手が全日本チャンピオンになった場合でも、来春のシ ドニー五輪アジア予選に挑戦できる可能性は少ない。※=隹の下に 乃 ●中国、円借款で異例の「お礼」 空港などに900億円  日本の新聞報道によると、中国・上海の浦東新空港と北京の空港 新ターミナルビルが開業し、北京の天安門前を通る地下鉄新線も2 8日に開通した。いずれも10月1日の建国50周年記念事業で、 日本の円借款が計900億円投入された。中国向け円借款は累積で 2兆円を超え対インドネシアに次いで2位だが、昨年秋に江沢民国 家主席が訪日した際、対日批判をしたこともあって、日本の政治家 から「あれだけ借りて礼も言わない」と対中非難が強まっている。 だが、上海の開港式で徐匡迪上海市長は「日本政府と海外経済協力 基金(OECF)に感謝する」と異例の礼を述べており、北京の日 本関係者は「日本国内の感情を考えたのではないか」と受け止めて いる。  浦東新空港は、国際金融センターを目指す上海の浦東新区に10 月1日に正式開港する。事業費約130億元(約1800億円)の うち400億円は円借款を当てた。2005年には年間2000万 人の旅客と75万トンの貨物の利用を見込む。  16日の開港式で徐市長は、「1日も早くアジア太平洋地区のハ ブ空港となり、中国の経済発展に貢献するよう期待する。政府借款 を提供してくれた日本政府とOECFに感謝の意を申し上げる」と 話した。  中国側では、一般のマスコミが円借款に触れたり、政府関係者が 公の席で日本政府への感謝の気持ちを述べることは、ほとんどない 。このため一般の国民は、どの事業が日本の援助でできたものか、 ほとんど知らされていない。それだけに、徐市長のあいさつは、中 国の日本人関係者の間で驚きをもって迎えられた。  総工費約75億元(約1000億円)で、円借款200億円が投 じられた北京の地下鉄新線(13.5キロ)は、国慶節直前の28 日に開業式を開いたが、中国側はこの時、日本政府に感謝を述べた 。水面下では大使館が北京市政府に強く「工作」していたという。  一方、17日に完工式を催した北京の首都空港新ターミナルは事 業費約90億元(約1200億円)のうち円借款は300億円。旅 客対応能力は従来の年1700万人から3500万人に向上。97 年に開港した香港新空港に匹敵するという。  ただ、拡張工事指揮部の責任者、孔棟氏のあいさつは、融資銀行 団の1つとしてOECFの名に触れただけ。関係者によると、日本 大使館はこの時も、事前に中国政府に対し、「あいさつで感謝に触 れてほしい。そうしないと円借款は難しくなる」と働きかけていた が、中国側は「上海は大丈夫だが、北京は……」と回答。官僚組織 が複雑な北京は工作が難しかったらしい。  昨年11月に訪日した江主席は、歴史認識問題を強調する一方、 円借款には「感謝」を述べず、日本にしこりを残した。大使館を通 じて「こんな態度では、もう援助はできない」という日本の国民感 情が伝わり、今回の「感謝の弁」につながった。北京の日本関係者 は、そう分析する。 ************************************************************************ 本情報は、日中情報ネット(JCIN)が独自で編集した日中関連情報を日本語また は中国語(日本語JIS版)で無料で提供しているものです。本メッセージを含めた 本メールの全文転載は非営利目的に限り自由ですが、メールの一部を取り出して の部分転載や営利目的の再配信は固く禁じます。 ◆無料入会方法:jcin@ask.ne.jp 宛に、日中2ヶ国語ニュースを希望の会員は、 #join を、日本語ニュースのみを希望の会員は、#join-jp を送付して下さい。 ◆自動退会方法:日中2ヶ国語ニュースの会員は、jcincnjp-request@mx2.dns-ml .co.jp 宛に、leave jcincnjp 貴方の登録アドレス を、日本語ニュースのみ の会員は、jcinjp-request@mx4.dns-ml.co.jp 宛に、leave jcinjp 貴方の登 録アドレス を、それぞれ、本文の内容として送付して下さい。 ◆ご希望やお問い合わせは、事務局 jcin@ask.ne.jpへどうぞ。 ***********************************************************************