************************************************************************ 日中情報ネットニュース http://www.ask.ne.jp/~jcin/index.html ★上記HPの中国文学文庫を読むには、ID:nihao, PWD:jcinを入力して下さい ★ ************************************************************************ ●広州、無戸籍「黒孩子」が8年間で9万8000人  日本の新聞報道によると、中国広東省の夕刊紙「羊城晩報」は、 同省広州市で出生届が出されず戸籍に登録されていない子どもが1 991年からの8年間で9万8000人に上ったと伝えた。一人っ 子政策の中国では、計画出産以外で生まれた子どもに対して罰金を 科しているため、親が戸籍登録しない「黒孩子(ヘイハイズ)」の 問題が生じている。違反した親の中には共産党員1万3000人も 含まれていたという。  戸籍漏れの子どもは就学や福祉の機会を持てない。同紙によると 、戸籍漏れは91年には出生人口の21.4%を占め、昨年9月に は12.4%まで下がったが、事態を重視する当局は昨年下半期か ら違反幹部党員に対して処分を行ったという。 ●中国の広州地下鉄建設で汚職、社長を逮捕  日本の新聞報道によると、中国広東省広州市の地下鉄建設に絡み 、地下鉄を経営する会社の陳清泉社長が業者から約60万元(約8 00万円)相当の金を受け取ったとして、収賄の疑いで捕まった。  広州の南方日報紙によると、陳社長は、建設会社の幹部などから 、わいろを贈られた。地下鉄は1号線(18.5キロ)が今年6月 末に正式開業、2号線(46.5キロ)も7月に着工した。運行シ ステムはいずれもドイツ企業が落札している。 ●ソフトバンク、ネット関連事業で中国投資を本格化 日本の新聞報道によると、ソフトバンクが、中国への投資を本格 化させている。投資先はインターネット関連のベンチャー企業で、 近く現地に専門の投資会社を設立するほか、新しいベンチャーファ ンドも立ち上げる。日本と欧米での体制の足固めを終えた同社は、 中国のネットベンチャーの“囲い込み”にも布石を打ち始めた。  設立を予定している投資会社「ソフトバンクチャイナ」の資本金 は未定だが、ソフトバンクが9割程度を出資、当面は中国のネット 関連ベンチャー企業5社に数百億円規模の投資を行う予定。  ●中国代表団がWTO訪問へ 日本の新聞報道によると、中国の世界貿易機関(WTO)加盟を めぐり、同国代表団が来年一月にジュネーブのWTO本部を訪れ、 ムーア事務局長らWTO指導部と会談、早期加盟実現への手順を詰 める見通しとなった。通商筋が十八日明らかにした。        中国は十一月、加盟への最大の懸案だった米中二国間交渉に合意 。しかし、WTO協定の順守を確認する「加盟議定書」作成のため の多国間交渉は停滞している。                  通商筋によると、代表団は実務者で構成される。WTO指導部と の会談などを通じ、昨年七月以降開かれていない議定書作成のため のWTO作業部会再開などを要請するとみられる。        ●上海の有力紙が発音からの外来語普及に憂い  日本の新聞報道によると、中国・上海の有力日刊紙「文匯報」は 17日、1面トップで「言語はどのように発展していくべきか」と の記事を載せ、最近、中国の若い世代で使われている外来語の急速 な普及を憂いている。漢字の国、中国は「千年虫」(2000年問 題)などの意訳や、「黒客」(ハッカー)など原語の発音を取り入 れた意訳で巧みに外来語を取り入れてきた。しかし、最近は発音だ けからの訳が広がり、年配者の間で混乱を呼んでいるという。  「電子信件」との既製訳があるEメールは発音から「妹児(メイ アール)」と呼ばれ、クールは「酷(クー)」と使われる。中国語 で「九十五」と同じ発音の「酒屋(ジュウウ)」は本来の意味を離 れ、ウィンドウズ95を表し、同98はもともとバーの意味だった 「酒(ジュウバー)」。インターネットの検索サービス、ヤフーの 発音を漢字で表した「雅虎(ヤーフー)」は、検索の意味からさら に転じて、かわいい女性を探す意味にも使われるなど定型がない。  こうした言葉は外国人だけでなく、中国の年配層にもまったく理 解できないそうだ。同紙は「規範化が必要だ」「流行語は淘汰(と うた)されるはず」などの意見を紹介し、読者からの投書を求めて いる。 ●中国、2000年問題で12月31日を休みに  日本の新聞報道によると、中国国務院弁公庁はこのほど、200 0年正月の公休日を12月31日から2日までの3日間とするとの 通知を関係部門に出した。中国では正月休みは通常、1月1日だけ だが、今年は2000年問題を考慮して、土曜日になる1月1日の 振り替え休日を12月31日に持ってきたという。 ●中国 公的資金3900億円不正支出 会計検査結果を公表  日本の新聞報道によると、中国政府が今年、政府機関や国有企業 などを対象に行った会計検査で、日本円にして三千九百億円近い公 的資金が不正に支出されていたことが明らかになった。  これは中国の会計検査院にあたる審計署(シンケイショ)の李金 華(リキンカ)署長が、十六日記者会見して明らかにしたものであ る。  それによると、審計署が今年、十一万あまりの政府機関や国有企 業などを対象に会計検査を行った結果、総額で日本円にして三千九 百億円近い公的資金が不正に支出されていたことがわかった。  特に今年、重点的に検査した二つの主要な銀行の昨年度の融資状 況については、百七十件あまりが不良債権化するなど、ずさんな融 資があったという。  また、洪水防止などを目的に、去年から重点的に資金投入された 水利事業については、資金総額のおよそ十パーセントが横領など不 正に支出されていたという。  審計署では、来年は大型プロジェクトや貧困対策、それに道路の 建設資金などの収支状況を重点的に調べることにしている。 ●中国、加工貿易の新管理制度を大幅緩和へ  日本の新聞報道によると、中国の外資系企業に混乱を生んでいる 加工貿易の新管理制度導入の問題で、中国税関当局が近く、基準を 大幅に緩和した調整措置を打ち出すことが明らかになった。現行で は輸出規模などによって原材料代金の3―4割にも上る供託金(銀 行保証金)の積み立てが求められているが、基準が緩和されること で、日系企業の大半はこの義務を免除される見通し。外資系企業の 強い反発を受け、中国当局が制度の見直しに動いた形だ。  日中経済関係筋によると、中国税関当局が20日付で準備してい る公告は、来年1月1日より、条件を満たしている企業には供託金 の銀行積み立てを求めないことを改めて強調。供託金が免除される A級企業の条件はこれまで「輸出総額1000万ドル以上」などと されたが、「年間の輸出入額100万ドル以上」などによってA級 を認定することを事実上示した。これによって、中国に進出してい る日系企業の大半はA級の範囲に入ることになる。  また、「規定違反行為による罰金が1万元(1元は約13円)以 下の場合はC級企業の評価記録としない」などとし、規定違反を元 にした級別認定の基準も緩和した。 ●北京のバス代が一気に2倍、地下鉄1.5倍 理由は赤字  日本の新聞報道によると、北京の公共交通機関の運賃が赤字を理 由に10日から上がり、バスの初乗りは、現行の2倍の1元(約1 3円)に、地下鉄は同1.5倍の3元になった。当局は「今の運賃 は安すぎるから」と説明するが、「赤字の原因の説明がない」と疑 問を投げかける異例の新聞コラムが登場した。住民の不満を代弁し た形だ。  交通、医療、住宅といった公共福祉部門の財政難を住民の負担増 で解決しよう、というのは、朱鎔基首相がとる改革路線の一環だ。 今回の値上げでも、当局は「物価も下落が続いているのでインフレ を起こす懸念はない」としている。  北京の公共交通当局によると、低公害車導入などによってバスは 、この3年で約1.9倍の8250台になり、運行区間や営業時間 の延長を図ってきた。地下鉄も車両を更新、新線を建設している。 人員削減にも取り組んできたというが、赤字はバスの定期券1枚( 平均価格19.5元)当たり49.1元、地下鉄は切符(2元)1 枚当たり1.12元だという。  10日付の中華工商時報紙は「値上げは透明にすべきだ」との記 事を1面に掲載。「公共交通の値上げは住民に直接影響することな のに、なぜはっきり状況を説明しないのか。価格について『公聴会 』も開いたというが、時期や参加者、出された意見について知る由 もない」と強調した。市場経済への移行過程で、公共料金の値上げ は今後も続きそうだ。 ●日本民間組織、中国の砂漠緑化に協力  日本の新聞報道によると、中国の砂漠緑化に協力する民間組織「 日中友好沙漠緑化協会」(会長・武村正義さきがけ代表)が十五日 、東京都内で設立総会を開いた。                 当面は砂漠化の進む黄河、長江流域で二○○三年までに七万ヘク タールを緑化する事業について資金提供や人材派遣の形で支援する 。                               中国政府が武村氏に砂漠緑化への協力を打診したことが設立のき っかけ。画家の平山郁夫さんや平岩外四・元経団連会長、遠山正瑛 ・日本沙漠緑化実践協会会長らが発足を呼び掛けた。        同協会は中国側窓口の中国青少年発展基金会と近く具体的な協力 計画を立てる。寄付は個人三千円(苗木約四十本分)、団体百五十 万円(同約二万本分)から受け付ける。会員も募集中。問い合わせ は電話03(3507)8620へ。 ●中国とバチカン、来年外交関係樹立か=香港紙 日本の新聞報道によると、15日付の香港英字紙サウス・チャイ ナ・モーニング・ポストは消息筋の話として、中国とカトリックの 総本山、バチカンが来年初めにも外交関係を樹立することで合意に 達したと報じた。  バチカンは現在、台湾と外交関係を結んでいる。このため中国は 従来、バチカンとは正式な交流がない。  同紙によると、バチカンは台湾との外交関係を断絶すると同時に 北京との関係を結ぶ。ローマ法王ヨハネ・パウロ2世は健康問題に 支障がなければ、訪中する見通しだという。  ●中国の11月輸出28%増 日本の新聞報道によると、中国の十一月の輸出は前年同月比二八 ・八%増の百九十五億ドルと、五カ月続けて前年水準を上回った。         一―十一月の累計は千七百四十七億ドルで前年同期比六・六%増 。一九九八年は日本や東南アジアの景気低迷で年間の輸出伸び率が ○・五%にとどまったが、今年は大きく上回る見通しだ。      一―十一月の輸入は千四百八十三億ドルで、十一月カ月間の貿易 黒字は二百六十四億ドル。                    輸出は、今年上半期で前年同期比四・二%減だったが、七月以降 は前年を上回り、伸び率も順調に拡大している。米国、日本、欧州 連合(EU)などへの輸出拡大に加え、不調だったロシア、香港、 台湾への輸出も好調という。 ●中国金融界にWTO対策で提携の波=有力行間で初の全面協  日本の新聞報道によると、中国の4大国有商業銀行の一つである 中国銀行と、上海を基盤とした有力行、上海交通銀行が全面的な業 務協力で合意した。中国の世界貿易機関(WTO)加盟に伴う金融 市場開放に備えた体質強化が狙い。国内銀行間の全面協力合意はこ れが初めて。将来の生き残りを目指す銀行間の提携の波が中国金融 界にも押し寄せている。  ●聯想がシェア20%に 中国のパソコン市場 日本の新聞報道によると、米経済誌フォーブス(国際版)の最新 号(十三日発売)は、中国最大のパソコンメーカー「聯想集団」が 昨年、同国内市場でシェア二○%を獲得し、IBM(同六%)、ヒ ューレット・パッカード(五%)、コンパックコンピュータ(三% )など米企業を大きく引き離した、と伝えた。          聯想集団は文化大革命期に地方に「追放」された経験を持つ柳傳 志氏(55)が経営に当たり、パソコン一台当たり平均価格七百三 十ドル(約七万五千円)と競争相手を約一五%下回る低価格を武器 に一九九六年の約七%からシェアを急拡大している。        同誌によると、中国でのパソコン販売台数は昨年約四百万台と前 年比で三○%増加。二○○三年には千二百六十万台に上り、日本( 千二百三十万台)を追い抜き、米国(六千二百万台)に次ぐ世界第 二の市場になるとみられている。 ●集団密航対策など日中の治安当局協議が終了 日本の新聞報道によると、北京の中国外務省で開かれていた初の 日中治安当局間協議は十四日、集団密航や薬物密輸への対策として 、〈1〉捜査情報交換を含む協力強化〈2〉犯罪抑止のための法整 備や啓発などでの協力〈3〉薬物検出や旅券偽造防止など技術協力 〈4〉両国捜査機関間の連絡体制整備〈5〉麻薬やマネーロンダリ ング(資金洗浄)対策などの国際会議での協調――を進めることで 合意し、二日間の日程を終了した。  この協議は、今年七月の小渕首相訪中の際に開催が決まったもの で、中国人の集団密航や組織犯罪、銃器・覚せい剤密輸など、日本 での中国人絡みの犯罪が増加し、日本の暴力団との関係も深めてい る実情を受けて、治安当局の協力体制を整備するのが狙い。 ●中国最初の翻訳仏典「十二門経」の写経を発見…大阪  日本の新聞報道によると、仏教の経典を最初に中国語に訳し、中 国に仏教の幕開けをもたらしたとされる安世高(あんせいこう)( 二世紀)の幻の経典「十二門経」の写経と注釈書の写しが十四日ま でに、大阪府河内長野市の真言宗御室派大本山天野山金剛寺で見つ かった。十二門経は、釈迦が悟りの境地に達するまでの十二段階の 瞑想(めいそう)を記したもので、七世紀初めには中国でも散逸し 、写本すらないとされていた。「初期の中国仏教とその日本への伝 わり方を研究するうえで貴重な資料」と研究者らの注目を集めてい る。  同寺が所蔵する一切(いっさい)経約四千巻(鎌倉時代)を調査 している後藤昭雄・大阪大教授(日本漢文学)を中心とする研究グ ループが発見した。注釈書は、中国仏教を確立したと言われる道安 (三一二〜三八五年)が記した「十二門経注解」。  十二門経と注釈書は「大安般(あんぱん)経」の表題がある同じ 内容の二巻に書かれていた。それぞれ一行十七文字前後、五百八十 四行のうち、二百八十四〜三百六十六行目が十二門経、三百六十七 〜五百八十四行目が十二門経注解になっていた。いつだれが写した かを記す奥書はなかった。一切経とともに保管されていたことや書 体などから、鎌倉時代に写したとみられる。  中国の仏教論文集「弘明(ぐみょう)集」(六世紀初め)の中に 引用された十二門経の一部と照合、記述がほぼ一致した。  インドから中国に仏教が伝わったのは紀元前一世紀ごろだが、中 国語の経典は安世高が訳したのが最初とされる。現在のイラン周辺 にあったパルティア王国(安息国)の王子だった安世高は、王位継 承者の地位を捨ててインドで修行。一四七年ごろ、後漢の都・洛陽 に来て、三十五部四十一巻の経典を訳したと伝えられる。しかし、 十二門経は隋の時代の経典目録「仁寿(にんじゅ)録」(六〇二年 )の中で欠本とされており、中国では写本も見つかっていないとい う。 ************************************************************************ 本情報は、日中情報ネット(JCIN)が独自で編集した日中関連情報を日本語また は中国語(日本語JIS版)で無料で提供しているものです。本メッセージを含めた 本メールの全文転載は非営利目的に限り自由ですが、メールの一部を取り出して の部分転載や営利目的の再配信は固く禁じます。 ◆無料入会方法:jcin@ask.ne.jp 宛に、日中2ヶ国語ニュースを希望の会員は、 #join を、日本語ニュースのみを希望の会員は、#join-jp を送付して下さい。 ◆自動退会方法:日中2ヶ国語ニュースの会員は、jcincnjp-request@mx2.dns-ml .co.jp 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