西安・つまみかんざし三代展報告 4

1997年7月4日(金) 〜 6日(日)



市中にて
骨董市場にて
展覧会も好評の内終了し、西安市内の骨董市場など観光に出ました。和服に日本髪の芸妓さんは、何処でも注目の的です。この日、気温34度。改革開放政策の中、市民に貧富の差も広がっているようです。大きな都会には、地方から出稼ぎに出て来る人も多く、職を求める人の出稼ぎ市場なる物もあるそうです。市民の平均月収は、1,500元(21,000円) 〜3,000元(42,000円)、出稼ぎ労働者は一日の収入が、15元(210円) 〜30元(420円)だそうです。
西安郊外の兵馬俑見学後、人民解放軍経営のレストランで昼食をとりました。名にしおう中国・人民解放軍も食堂経営をする時代になったんですね。味も設備も市内のレストランと遜色ありません。軍服姿の支配人が御機嫌伺いに来て、煙草を勧めてくれました。中国も禁煙ブームで、煙草を吸える場所が段々少なくなりました。 レストラン
解放軍レストラン前
中国は香港返還の祝賀ムード一色です。街中赤い提灯やカラフルな飾り付けで溢れ、原色で一杯です。そんな中、西安での展覧会は好評の内終了しました。観光では、兵馬俑博物館・陜西省歴史博物館から八路軍記念館まで沢山の博物館で、有史以前から近代史まで中国4000年の歴史を超駆け足で観てきました。(諸葛孔明・始皇帝・西太后・周恩来が麻雀をしている夢を見そうです)最終日の答礼宴には、その兵馬俑博物館の館長さん・陜西省歴史博物館の館長さんもおみえになり、「日本髪」「和服」などは唐時代の中国の服装に似たところがある、とおっしゃっていました。日中の交流が盛んな時代の服装と似ているのは、やはり何かつながりが深いのでしょう。「つまみかんざし」に関しては、日本独自に発達したものと思います。寡聞にして、外国で似たような装飾品を見たことがありません。ここ中国でもそうでした。日本独自の工芸品のようです。日本でも作る職人が十数名になった「つまみかんざし」が、この様な展覧会を通じ外国に伝わり残ってゆけば、などと思い帰国しました。再見。



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(展示会)

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