カオスな日々59

(2011.7.1〜9.30)

今年も暑くなりそうだ。

9月へ

2011年
7.1
(金)
 開館日ではないが、近所の小学校が地域巡りという事で沢山来館した。
 「夏の日を淡しと思ふ額の原」(泊月) (「額の花」とは紫陽花の一種らしい)
 来館者254,379名
7.18
(月)
 おめでとう!! なでしこジャパン! この眼で「日本がワールドカップで優勝する」のを観る事が出来るなんて思ってもみなかった。奇跡の優勝だ。釜本の記録を抜いたのも驚きだが、得点王・MVPまで獲得するなんて出来過ぎだ。そしてあまり報道されないが、フェアプレー賞も世界に誇れる結果だ。
 「撫子や堤ともなく草の原」(虚子)
 来館者255,263名
8.1
(月)
 ここの所天気が悪く、涼しい日が続いている。新潟・福島では水害にみまわれたが、東京はぐずついた日が続いている。暑い日と涼しい日が極端だ。
 「冷麦の箸をすべりてとどまらず」(温亭)
 来館者256,058名
8.2
(火)
 秋にテレビで「つまみ作り」を紹介する話しが入った。簡単なかんざしとブローチを作る予定だが、今日はその準備で材料の羽二重の購入に行った。普段の仕入先ではなく、一般の方が入手できる方法で購入する。仕事で使うのと全く同じ物は手に入らないが、少し厚手の羽二重が買えた。しかし、羽二重を扱っている所は少ないので、うす絹やらジョーゼットなどの生地でも代用がきく事も付け加える必用がありそうだ。ブローチの金具もついでに購入したかったのだが、以前は多種取り扱っていた店も種類が減っていた。こちらは改めて別の店を探そう。因みにテレビ番組名は時期が来たら発表致します。
 「羅(うすもの)や碧き石なる耳飾」(荏吾)
 来館者256,135名
8.19
(金)
 昨日までの猛暑日が嘘のように涼しくなった。「今日から秋の始まり」だそうだ。久々に熱帯夜から開放され、ゆっくり眠れそうだ。ありがたい。
 今月は染料に関して質問が重なった。まず、前にも書いたテレビでの件。言っても良いそうなのでハッキリ書くが、NHKのEテレ(旧、教育テレビ)の「素敵に手作り」という番組だ。(11月に放送予定)初心者対象という事で、染料に関しても詳しい説明が必用だそうだ。ただ全国が対象だと、全く同じ染料が入手可能とは限らず、染料により使用する分量なども変わってくる。このへんの説明がやっかいだ。因みに「教材見本」は出来上がった。
 もう一つ染料に関する質問があった。十数年前に東京・世田谷でおきた「一家惨殺事件」の捜査員からだ。犯人の遺留品に「ローダミン」という染料が付いていたらしい。染料店から、この染料を使う所を聴いて、我が家にも聴取に来たらしい。我が家では昔は使っていたが、もう20年くらいは使用していない。捜査員が尋ねて来て、残っていた染料などを確認し無事疑いは晴れたようだ。同業者は勿論、着物の染色や工業的に使用している工場など全てあたっているそうだ。都内だけでも膨大な箇所だろう。警察の苦労は用意に想像がつく。頑張って下さい。なお、この情報は警察の(情報募集の)チラシにも掲載されている事なので、「他に話しても構いません」と捜査員の方が言っていた。
 「新涼や仏にともし奉る」(虚子)
 来館者257,107名
8.22
(月)
 秋にNHKで放送予定の番組のテキストの撮影が行われた。我が家での撮影は1日かかった。3種類の教材の作り方を撮っていったのだが、誌面だけでしっかり伝えるのは難しい。あとは編集の方にかかっている。テキストは10月に発売予定(11月号)だ。
 「星のとぶもの音もなし芋の上」(青畝)
 来館者257,202名
8.29
(月)
 明日、京都へ行く。31日(水)〜9月5日(月)、京都高島屋での催しためだ。毎年恒例の催しで、年に1度だけお会いする人達や新しい出会いが楽しみだ。京都や近畿圏の方々、お時間がありましたらお越し下さい。尚、出張中はメールの返信などはできません。
 「蜩(ひぐらし)のなき代りしははるかかな」(草田男)
 来館者257,613名
9.6
(火)
 京都より帰京。恒例の催しだったのだが、震災の影響やら台風直撃だったりとかで、人の入りが少なかったようだ。それでも、毎年お越し戴く方々は律儀にお見えになりありがたい限り。お越し戴いた皆さまありがとうございます。
 「衣紋竹の一つあまりて朱色かな」(はじめ)
来館者258096名
9.30
(金)
 来月発売のNHKテキストの最終校正になり、昨日は細かな確認の電話が何度も架かる。さすがにNHK、といった感じで細部まで追求して来る。職人的感覚が通用しない。どんな頓珍漢な人にでも理解できる説明が必用らしい。まぁ大変な仕事だ。これを毎月続けるのは私には無理だ。編集者にならずに良かった。  予定表には載せていないが、土日と東京・立川の伊勢丹(呉服売場)で製作実演をする。販売もするが、本当に小数なので、期待して来られると申し訳ない。お近くで「チョット実演を観たい」という方に丁度良いかもしれない。
 「門ありて国分寺はなし草の花」(梅室)
 来館者259,340名

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