07年 3月17日

CHAKA-POCO Diary 2007

3月*日:
●私、思いますに・・・人はマイナスな方向に自分のパワーを使ったり確信を持った
りするの、ものすごく得意だよね。「どうせ出来るわけない」「私なんて駄目だ」
「あの人は、元々すごいんだ」「あの人は英才教育を受けているし、私は独学だし」
「あなたは親も音楽家だから恵まれてる。私なんて親はふつうの公務員」などなど・・
・私はこういう感じの言葉をたくさんたくさん聞いたよ。その言葉を言った人を一生
懸命励ましたり、色々な音楽活動などに誘ったり、その人達に「言っても仕方ないこ
とは言わない勇気を持つことが、すごいレッスンになるんだよ」と伝えても、それを
実行しない人の方が遙かに多かった。「もう駄目だ」って、マイナスな方向に何かを
定義づけたり確信を持ったりするの、なんでそんなに得意なんだろ?なんで「実行し
ない」という風にはそんなに決意が固いんだろ?と思う。

 自信を持つのは難しい。でもね、自信があろうがなかろうが、歌いたいから歌って
きた。自信なんて少なくとも意識上は考えたことなかったよ。自信があるなんて、お
こがましいかも。

 でね、考えたんだけど、人は自信のあることなら練習しないんじゃない?
 毎日、緊張せずに、心配もせずに、自分を卑下せずにとってる行動:例えば私の場
合は、歯を磨く、トースターでパンを焼く、歩く、カレーをスプーンで食べる・・・
 それは、毎日必要だしやってきたことの積み重ねがあるから、自信など考えずに普
通に出来ること。ってことは、歌も、毎日積み重ねたらいいんじゃない?例えば歯を
磨くって言っても、本当に歯医者さんに誉められる磨き方が出来てるか?と言えばそ
れはわかんない。歩くって言っても、ヒール履いて赤じゅうたんの上を歩くのはちょっ
とドキドキ。食べると言っても、高級なレストランでフルコースをナイフとフォーク
で、しかも伊勢エビが出ちゃった、なんてのは、ちょっと緊張する。
 だから、自信がないから練習するんじゃない?自信のないことだから練習するんだ
よ。先日、後輩にそう伝えた。自信のあることだったら、練習しないよ。
 
 私がこれまでに見た、あまり楽しくないライブというのは、ステージ上で練習して
るみたいな人、それからまたは逆で、練習してきたことを自慢げに羅列してるみたい
な人、かな?練習は毎日、楽しく、そして、厳しくやって、ステージ上では自分を解
放する、って人のライブは楽しい。でも、なぜか、普段の練習をとことんやっていま
すか?という答えに「はい!」と返事できない人ほど、自信がないと弱音吐いたり、
ステージ上で震えて、それを隠そうとしてる。

 卑下せず、驕らず、等身大の自分を大きくする以外ないじゃん?普段、音楽に対し
て自分の全てを捧げる時間を惜しむ者が、いざという舞台上で、音楽に微笑んでもら
えると思う?noだよね。
 だから、普段から音楽を求め抜くんだよ。自信あろうがなかろうが、自分の希望す
る何かが得られる保証がなかろうが、やるんだよ。そうしたら、扉は開く。「これだ
けやったのに、開かない」と嘆くんじゃなく、開くまでやるんだよ。

 人間関係もそうだよ。「あの人がこうしてくれないから」「私がこれだけやってる
のに」みたいな感じだったら、色んなことがつらいと思う。

 「そんなこと言うけど、一度裏切られたことがあるから、疑っちゃうんですよ」っ
て、何度も言われた。相談されたから答えたのにさ。私だって、何度も経験してるさ。
信じた人に手のひら返される行為。でもさ、それで次に会う人までも疑うの?もし、
逆だったらどうする?ある人に「どうせCHAKAも裏切るだろうから」と思って心閉ざ
されたら悲しいよ?私はその人に初めて会うのに、だよ。過去にその人を裏切った人
のこと、CHAKAは関係ないじゃん?でも、CHAKAもその延長だと思われるの、悲しいよ。
 その人は、何も期待しないで生きていくのかな?それならそれでいいだろうけど、
だったら、幸せじゃなくても不満を言ってはいけないよね。期待しないのなら。
 何も期待せず、望みを持たず、あきらめて生きるなら、不満のある人生のことは受
け入れなきゃ。でも、みんなそんなの嫌でしょ?少しでも幸せを感じたり、自分の生
まれてきた意味をちょっとでも感じたりとか、生き甲斐のある人生を生きたいじゃん?
だったら、自分に期待して、望みを持って、あきらめず、努力しなくちゃね。

 メジャーデビューとか、音楽で食べていけることを目指すのは、不安なことだと思
う。経験あるし、よくわかるよ。例えば、ものすごく大きな、人間の手では持ち上げ
られない、不透明で中が見えない貯金箱に、一円ずつお金を入れて、1億円ぐらい貯
金するような行為かもしれない。毎日入れても入れても、中々一億円は貯まらない。
不透明だから、今どのぐらい貯まっているのかも見えない。不安。他の人は着々と貯
めてる様な気がする。自分は、あとどのぐらいなんだろ?って。でも、それでも入れ
続けた人はいつか貯まるよね。9千万円まで貯めても「やっぱり、駄目だ」と思った
ら、そこまで。9千万円も入れたのにさ。全部ぱ〜。後悔と敗北感が残る。誰に何と
言われようとお金を入れ続けた人しか貯まらないんだよ。

 私が尊敬するあるアーティストが言っていた。「前例のないことなら、自分がやっ
てみればいい」。その通りだと思う。例えが的はずれかもしれないけど、蛸だって、
なまこだって、チーズだって、ヨーグルトだって、納豆だって、一番最初に食べてみ
た人がいたわけで。
 ラリー・グラハムさんだって、ある日ドラムの人が来なかったから、ベースの弦を
バシバシ叩いて、リズムと音程の両方を出そうと頑張った。そしていつかスラップと
いう奏法が出来たわけで。
 サックスの音域以上に出したいと思った誰かがフラジオっての、やり始めたわけで。
 サックスで一度に2つ以上の音を出したいと思ったコルトレーンさんが、ハーモニッ
クス奏法っての、やったわけで。
 だから、どうか、後ろむいて固まらず、前向いて行こうよ。その頑なな強いエネル
ギーを前に向かって使ってみない?もし、失敗しても、せいいっぱいやったら、自分
のこと好きになれるよ。な〜〜んにもしないで、どうせ、って言って時間が過ぎて、
自己嫌悪するより。

●しかし、空気読めないにも程がある!ほんと、全体のことを考えて行動・言動しよ
うよ。自分中心じゃなくてさ。


3月*日:
●E☆E、仙台公演は終わりました。あっという間でした。

●仙台、私はちょこちょこ帰って来てたから、ってのもあるけど、それほどホテル住
まい、煮詰まりませんでした。1つだけ、お湯沸かしたり、が出来ないから、美味し
い紅茶が入れられない。それだけが、ちょっとつらいって程じゃないけど、帰って来
てから、ほっとくつろいだなぁ。


3月*日:
●あのね、今から26年ぐらい前。大阪でAFRIKAってバンドのヴォーカリストだったの。
その時、よく使ってた練習スタジオを同じようによく使っていたバンドがあった。
Novelaという、すごいハードロックバンドで、今では伝説になっているほど。そのバ
ンドのヴォーカリストは、Angieさんっていう人。男性です。
  Novelaは、ちょっと神秘的な感じのする、すごい人気バンドで、メンバーの人達も、
髪が長く、みんなすごい細くて、背が高くて、普段もステージ衣装みたいな服を着て
るし、何だかかっこよくて、特にステージに立っていない私などは、オーラもなく、
ちまちま〜〜っとした顔だし、身長150cmだし、いつもボロボロのシャツにボロボロ
のジーパンに安いスニーカーって恰好だし、ちょっとオロオロしちゃうような、かっ
こいい人達だった。
  Angieさんもかっこよくて、私は最初、ちょっと気後れしてた。でも、すごく優し
く接してくれて、なんか、CHAKAは嬉しかった。Angieさんは、AFRIKAの音楽を好きで
いてくれて、私の歌を誉めてくれて、年上の人なのに私の歌を尊敬してると言ってく
れた。ある時、彼の優しさに救われた、ちょっとした出来事があった。それから私
はAngieさんのことをずっと忘れなかった。
 私もいつしか東京で生活するようになったし、Novelaのみなさんとは接する機会も
以前から多くはないから、自然に会えなくなってった。でも、CHAKAはいつかAngieさ
んに会えたらお礼をちゃんと言おうと思ってた。Angieさんは普通に接してくれただ
けかもしれないけど、優しさってのはにじみ出るもの。私は彼のことを本当に優しい
人だなって、ずっと忘れなかった。
 二年前、BowWowの山本恭司さんに誘って頂いて、大阪でハード・ロック・サミット
というイベントに出た。恭司さんのスペシャルバンドで、レインボーとか恭司さんの
オリジナルを歌ったの。そのイベントは日本中のすごいハードロックのバンドが一同
に会し、2days演奏する、すごいイベントでした。ちょっとだけ畑違いの私も、嬉し
くて、大きな声出しちゃった。
 その時にAngieさんも出るということを知ったけど、出演日が違って、私は初日。
Angieさんが出る2日目
には帰らなくちゃならなかった。残念だった。
 それが、おととい、なんとなくインターネットをあっちこっち見ていて、Angieさ
んのサイトに行き着いた。「あ〜〜、なんでネットで捜すことを思いつかなかったん
だろう?」って思った。馬鹿だな。で、BBSにお礼のメッセージを残した。そうした
ら、Angieさんも私のこと覚えててくれたんです!
 26年前に、1人の素晴らしい人が私にくれた真心が、ずっとずっと消えずに私の中
でまだ響き続けていたの。愛の力はすごい。Angieさん、本当にありがとうございま
す。

●CHAKAは、ある時期、あるワンコの「あしながおじさん」だった。ARKという動物保
護団体のスポンサー制度っていうのをやってた。犬の里親になりたいけど、賃貸マン
ションで犬が飼えない人は、そこに養育費を送金して、犬のスポンサーになるという
システム。
 まず、スポンサーを募集している子のリストを見て、その子がARKに連れてこられ
た経緯を読んで、どの子のスポンサーになるかを決める段階で、どの子も可愛そうな
境遇だったので、決められませんでした。そこで、写真を見て、一番人気のなさそう
な子(日本人受けしなさそうなルックスの子)に決めました。
 その子は、胸にツキノワグマみたいな模様があるので「ツキ」ちゃんという名前の、
黒い中型犬でした。送金したら、別角度の写真が二枚送られて来ました。見てみたら、
すごく可愛い子で、驚きました。
 季節ごとにツキちゃんの写真が送られて来ました。クリスマスの時には赤いバンダ
ナを首に巻いてお洒落している写真。夏には散歩に行きたそうに上目使いしてる写真。
などなど。
 ここしばらくバタバタして忙しく「また送金しなくちゃな」と思って連絡したら
「ツキは他界しました。もし、他の子のスポンサーに成っていただけるようでしたら、
大変に感謝します」という内容の返事が来ました。私が、遠のいている間に、可愛い
ツキちゃんが亡くなっていて、寂しくなりました。
 他の子のスポンサーになりたい。だけど、まだどの子にするか、なかなか決められ
ません。もしも、そういうシステムに興味のある人がいたら、サイトを見るだけでも
見てください。一番安いコースで、月3000円です。
 今度は、必ず、忘れず毎年送金しよう。そして、休みの日には会いに行って散歩に
連れてってあげよう。
 ツキちゃん、あんま、いい「おじさん」じゃなくて、ごめん。来世、会えたら、会
おうね。
 ツキちゃん!

●いくら my お箸を持ち歩いても、お弁当なんか買っちゃった日にゃ、自動的に割り
箸は付いてくる。そういう場合は、その割り箸を持って帰ることにしてる。そして、
料理したりする時に使う。これもリサイクルって言うんだよね。微々たること、だけ
ど、何もしないより、ずっとマシ。


3月*日:
●先日のロイヤルホース、お客さん、来てくれるかなぁ?なんて思っていたけど、た
くさん来て下さって嬉しかったです。やっぱりね、たくさん来て下さって、盛り上がっ
てくれたら、いえ〜〜〜い!なんて、しょっぱなから叫んでくれたら、いつもより多
く歌ってしまうわのよさ。プロのお調子者、それがミュージシャンってものさ。

●James Brownってさ。「Huh!」って一言叫んだだけで、世界を全部持ってっちゃう。
すごいリズムと魂とファンキーな声。

 岡村靖幸君も曲の途中で「フォ〜」とも「ホ〜」ともつかない声を出すんだけど、
昔、その一声だけで金が取れるすごい「ホ〜」だなと思った。(レーザーラモンさん
よりずっと以前の話しね)本当に色っぽくて、スリルがあって素晴らしい。金が取れ
るって言う言い方をすると語弊があるように聞こえるけど、ま、それだけで1つの素
晴らしいプロとしての、芸というか、音楽の一部、という意味です。

 で、Endlicheri☆Endlicheriさんの、アップテンポな曲の途中やイントロなどで叫
ぶ「オイ!」の一言も、私にとってはJBや岡村君と同じレベルで、心を持ってかれる
な〜〜〜と感じる。

 この3人の共通点を考えてみよう。それは人間であり、soul manであり、男性であ
る。それから、その一声に凝縮されているものすごい量のエネルギーと純度と温度と
想いの強さがまるでブイヨンキューブの様に凝縮されているというところも、共通点
であると感じる。すごい声(素質)だ。すごい魂=soul(人間性)だ。

 彼らは、リズムが本当に素晴らしい。
 歌で言うと、音程と違って、リズムは訓練してもなかなか良くならないと言われて
いる。歌が上達する人の必須条件はリズムがいいこと。でも、音楽やダンスだけじゃ
なくバスケットボールのMichael Jordan氏、天才漫才師の横山やすしさん、格闘家の
山本KIDさん、などなど、素晴らしい人は、必ずリズムがよく、その人だけのリズム
を持っていると感じる。

●自分が知らないミュージシャンや音楽や物のことを「マニアック」と言うのは、慎
重にしませんか?辞書、ひいてみてください。その言葉がどういう意味か。マニアッ
クな音楽を作っている人と言われることを喜ぶミュージシャンもいるかもしれません。
でも「自分が知らない = あんまり売れてない = すごく売れている音楽だけが
価値がある」みたいな発想の人から発せられる「マニアック」、私は気持良くないで
す。

 だいたい、マニアックの定義って何なのかもわかんないし。昔、Princeはマニアッ
クって言われてた。でも、1000万枚とか売れちゃって、ポップ、って言われる様になっ
た。ありゃりゃ?

 私が高校在学中、James Brownのことを知っている人は、我が母校、明浄学院高等
学校の同級生にはいなかった。でも、いつの間にか、JBはお茶の間でも有名ってほど
になった。(関西で焼肉のタレのCMに出たことも大きな原因だと思います。)で
もJB自身は、アメリカでは昔から大スターだった。高校時代、ソウルミュージックが
大好きだった私はマニアック、時には、変、気持悪いと言われていた。そんなことを
言っていた人達は、今では「JBも知らないの?おばさん」と、自分より若い世代の人
達から言われているかもしれない。
 要するに何が言いたいか?というと、自分が知らなかったら、自分の周囲が知らな
かったら、その人やその音楽は、売れてなくてマニアック、と言ってしまうのは、早
まってませんか?という質問です。

 みんな、人と同じは嫌と思っているくせに、ある部分では「あの人もやってるじゃ
ない?」という言い方で自分の失敗などを正当化しようとしたりする。誰かと同じに
されたら嫌なくせに、自分が知らないことを周囲にも賛同を求めて「知らないよねぇ?
知ってる?」と訊いたりする。そして、自分や自分の周囲の大勢が知らないことを知っ
ている人のことを「変わり者」みたいに言う。そういう人のことを、私は「ずるい人
」って言うのだと思っています。

 どんな分野のことでも、知らないってことは、無知、なのですから。自慢するのだ
けはやめたいものです。


3月1*日:
●先日、とうとうバトンを注文した。とうとうと言っても、今の私にとって、それほ
ど苦しい額ではないし、何がとうとうなのか、わかんないけど。endli water tank2
に入って、コンサートホールもラウンジもすごく広い感じがして、メンバーの数名:
竹野、小坂、庵原の「a man with a horn」組は、海のそばだから、釣りをしたいと
言ってるし、下ちゃんは七輪持って来てバーベキューしようと言ってるし、みんなそ
れぞれに、この長丁場を楽しもうとしているから、私は、前から思ってたバトンを回
してみようと思った。
 運動は出来れば一生したくなくて、好きな音楽に合わせて踊る、と、ローラースケー
トと、バトンぐらいしか、体を動かすことには興味ないから、バトンならいいかな?っ
て。
 昔、憧れてたバトンはスーパースターというモデル。今も売ってるから、注文した
よ。「人気があるモデル」って書いてあったよ。私ごときが持っていいのかな?とも
思うけどね、未だに。
 で、私はみなさんの前では、責任の持てることしかやりません。だから、バトンの
ことは期待しないでね。やらないよ〜〜〜〜〜〜だ。あは・・・ バトンは、趣味。
みんながスポーツジム行ったり、フットサルをやったり、フィットネス器具であれこ
れしたりしてるのと同じ感じ。

●法で許されている限り、どんなことをしてでも有名になりたい!って人が世の中、
割といる。昔、私はそういう人を理解出来なかった。誇りはないの?なんて思ってた。
だけど、最近、考えが変わりました。それというのも、これと言って逆風が強い訳で
もなく、また、何かすっごい理由があるわけでもないのに、あっさりと、一旦目指し
たミュージシャンや女優さんなど、いわゆる芸能界・音楽界への道をあきらめる人が
多いので、逆に、どんなことをしてでも有名になってやる!って人の方が、理解でき
るようになった。
 今の私は、自分が好きだと思えることで、また、良いと思うことをしたり、良いと
思うものを作って、それが評価されたら嬉しいという、この順番だけは変えないです。
評価される為に、好きじゃないことは出来ない生き物だし、お金や名声の為に良いと
思えないことをすることは、出来ない生き物です。
 でも、私は、有名になるということを目標にするならば、本当に根性を出して、そ
れに突き進んでいる人のことを、つじつまが合っているし、yeah!と思うことすらあ
ります。
 一旦目指した道を、ちょっとしたことであきらめて、それだけじゃなく、今もその
道でもがいている、かつての仲間のことを見下したりする発言をするとか、自分はプ
ロデビュー出来なかったのに、今なんとか出来ている人(例えばCHAKAとか)の作品
を、買いもせずに評論する人が、なんだか私の周りに結構いるから。

●ところで、E☆Eの仙台公演。いまさらながらお疲れ様でした。私の立ち位置が、上
ケンさんの前で、とっても楽しんじゃいました。あ〜〜、なんて男気あふれる人なの
かしら!と、毎曲感じながら歌ってました。お台場のtank2でも、ケンちゃんの前だ
から、私の立ち位置辺りは、なんだかすっごいfunkyなエリアだわん。嬉しい。早く、
約束してた味噌ラーメン、行こうね。

●寂しいことを思いだした。その人と私は、割と近いところにいた。女性ミュージシャ
ンだった。今はどうかな?全く聞かないけど、音楽してて欲しいな。彼女との会話っ
て、いつも、結論が出なかった。大切な話題も、アホな話題も、とにかく何でもかん
でも、反対のことを言うからだった。何でもかんでも反対のことで「でもぉ、***
*だったりして」と言うからだった。よ〜く聞いていると彼女は自分の考えを言うこ
とはほとんどなかった。ただ、私が言うことの反対のことを、薄笑いをうかべながら
「でもぉ、***だったりしてね」と、実際にはない推測のことを言うのだった。気
が合わないというのではなく、そういう癖の人なのだと。
 そのうち気付いた私は、わざと、別の日に違うことを言ってみた。すると、彼女は
また「でもぉ、***だったりしてね」と又言った。でも、その日の「***」は、
先日言っていたことと反していた。だから「あら、でも、あなた、この間は、その逆
のこと言ってたじゃない?」と指摘した。私も意地が悪いが、彼女の方が一流だ。い
つも、ちょっと可愛げなルックスに薄笑いをうかべていて、小柄で色白な彼女は、可
憐でいい人ってことになっていた。だから、他の人がいる場所で、そういうことを言
うと、必ず私が悪者で彼女をいじめているように見える。私はそれにも気付いていた
けどね。
 その人が所属しているバンドのリーダー的な人は、素晴らしいミュージシャンで、
私は応援してた。自分のラジオ番組などでもアルバムを何度もかけたり、ライブにも
行っていた。ある時、最前列だった私が、ある曲をきっかけに立ち上がったことで、
盛り上がって、その日のライブはとても良かったという場面もあった。別に恩を着せ
るつもりはない。ただ、そのバンドが好きだっただけだ。
 そのバンドのリーダー的な人は、ぶっきらぼうだけど、いい人だと私は思っていて、
好きだった。とても特徴的な外見を持っていた。会った人のほとんどがその特徴に気
付くだろうというルックスだった。私はその特徴が大好きだった。でも、ある種の人
にとっては、それをセクシーではないという風に受け取る人も多いらしい。
 その人達と一緒にテレビに出た時、彼女は私のところに来て「CHAKAさん、あのね、
公の場所では、うちのリーダーの@@@のこと、言わないで下さいね」と釘を刺しに
来た。珍しく真顔。その「@@@」は、リーダーの特徴的なルックスの部分のことだっ
た。すごく、むかついた。言葉嫌いだけど、まさにむかついた。私は彼女たちを応援
したことはあっても、悪いことを言ったり・したりしたことは一度もないのに、無神
経に何を言いに来るのか?と思った。
 私はその人を避けるようになった。バンドももうあまり応援しなくなった。いつし
か、そのバンドは私の近いところにはいなくなった。
 そのリーダーの音楽は本当に素晴らしく、人柄も好きだったので、会えなくなって
残念だ。彼女はそのリーダーのガールフレンドだった。でも、しばらくしてから、彼
女は別の超有名なミュージシャンとつきあっているという話が耳に入った。あら、随
分と路線変更だね?と思うほど違う外見の人だった。
 リーダーの@@@を気にしていたのは私じゃなく、あなたの方だったのね?と思っ
た。
 多分、もう会うこともないだろう。でも、人生何があるかわからない。ひょっとし
たら、思いがけないところで、例えば、仕事関係の人の奥さんみたいな立場とかで、
会うかもしれない。その時には、私は、必死で頑張って無口に挑戦しよう。人を嫌い
たくない。人を尊敬したい。でも、どうしてもその人と会うと腹が立ち、その後悲し
くなるという過去のデータがある。だから、なかなか大変だが、その時には挑戦しよ
う。
 応援しても、友達になりたくても、私が公の場所で彼女のバンドのリーダーのこと
を、悪く言うと思われていたんだね。彼の@@@の部分、私は好きだったんだよ。で
も、理解してもらえなかったことが、本当に悲しい。実際に会って過ごした時間は全
部、無駄・無意味だった、んだね、あなたには。


3月1*日:
●私へのメールや、ブログのコメントや、直接下さる手紙やカードなどに、私へのこ
んな言葉が書かれてあることがよくあります。
 「日頃見過ごしがちなことを、チャカ姉の言葉で想い出させてもらっている。チャ
カ姉みたいに、一瞬を大切にして生きたい」とか「言葉の1つ1つにパワーがあり、
前向きな考え方に『そんな考え方もあるのか』と驚き、励まされ、感謝しています」
など。
 私、そんなにみんなの役に立っているのか?そうなのか?なんか、照れくさくて、
変な書き方になってるけど、もしそうなら、生まれてきた甲斐が、唄ってきた甲斐が
あるというものです。ありがとう。
 弱虫でもいいし、泣き虫でもいいし、いつもマイナスな感じでもいいじゃん?それ
がその人なら。ただ大切なことは、いざ!という時に、強く生きようとする勇気が出
せるか?なのよね。自分は弱いと認められた人は、まだ強いんだよ。弱いくせに強い
ふりしたり、弱いくせに恐いから他をいじめて強く見せたり、弱いくせに恐いから他
の人も弱いままでいさせようとして徒党を組んだりって、なんかつまんない。そうい
うのが本当に弱いと思うから。
 自分は弱いな〜〜と思うことがあっても、それを認めて、その弱さをなんとか強い
方向へと変えていきたいなら、そこからやればいいんだと思う。

 私が前向きな生き方が出来ている人なのだとしたら、それは、これまでにかかわっ
てくれた大切な人達が作ってくれたのです。両親がまず一番だね。彼らは、日本の世
間一般の平均的な考え方の人ではない、という意味では普通じゃないです。生き方も、
考え方も。でもね、とにかく「負けるもんか」「来るなら、どっからでもかかって来
んかい!」という姿勢はかなりのもの。あの2人が私に色んなことを教えてくれ、そ
して、普通じゃないながらも、本当に深い愛情を注いでくれた。今、想い出したから、
ちょっとママに電話しよ〜〜っと。後でね・・・(^_-)-☆

 えっと、電話20分ぐらいで終えました。ただいま。ママは、ちょっと風邪をこじら
せていたようですが、病院の薬で一発で治ったそうです。良かった。元気そうで良かっ
た。

 ってなわけで、話しの続き・・・そ、両親が愛情を持って育ててくれたから、私は、
まず人のことを信じるところから入ろうとする人間になりました。それから、他にも、
たくさん、私のいびつな性格をも包み込むようにして、長所を伸ばそうとしてつきあっ
てくれた人がいたから、前向きに、報恩の心を持つことも出来ました。私は、この世
で一番思い罪は、不知恩(恩知らず)だと思ってる。もしかしたら、物を盗むよりも、
人の心や良心や時間やエネルギーを盗む方が罪が重いと。だから、私に真心を下さっ
た人、私の為に心や時間やエネルギーを使って下さった人への報恩の心と行動を忘れ
ないでいます。
 
 そして、今では、私に対する、そのような言葉を下さる、ファンのみなさんや、お
客さんや、サイトを見てくれてるみなさんの暖かな心も、今の私を作ってくれていま
す。だから、私こそ、感謝しています。

●なにげなく、相手にストレスを与えてることってあるよね。忙しい人に本をプレゼ
ントするまでは、百歩譲ってまだいいとして(私は、そんなに相手の好みを知らない
段階で、誰かに本をプレゼントする行為はしません、絵本とか写真集ならまた別だけ
どね)、プレゼントした後で会った時に「あの本どうだった?」と訊く人。
 私の周囲にもちょこっといて、時々困ります。よく物をくれる人で、それもその人
が「私が好きだから」「私が使って使いやすかったから」ってことで、私の好みとは
違うもの(ある程度、長期的に使用するたぐいのもの)をくれる。でも物をくれるの
だから、ありがとうと思う。ただ、その次に会った時に、使ってなかったら「あれっ
てCHAKAには使いにくかった?」とか訊く人、野暮ですし、ストレス与えてますよぉ。

 私なにも言ってないのに、自分から「こういうこと言うと、CHAKAさんに怒られそ
うだけど」とか言ってから話す人とか。

 それほど親しいわけでもないのに「それってCHAKAらしくないじゃん?」とか言う
人も。私のことどこまで知って言っているのか知らないけど、なんであんたにCHAKA
らしさを決められなあかんねん?とか思っちゃう。なにげなく言っているのだろうけ
ど。

「女らしい」「子供らしい」「CHAKAらしい」・・・いったい何なんだろ?私の気に
しすぎ、か?

 どこかの誰かが思ったCHAKAらしさに当てはまらなくても、私のせいではない。

 それからね、悪いことしたわけでもないのに、あんまり謝らんといて欲しい。


3月1*日:
●お台場からの帰り、今日はSarah VaughanとBenny Carterの共演したものを集めた
アルバムを聴いて帰った。私の第二のお母ちゃん。しばらく聴いてなかったけど、こ
のアルバムはいい。隅々まで知っているアルバムだけど、今日は新鮮に聞こえた。私
は、まだ、こんなにも音楽を愛せる!嬉しい。
 綺麗な夜景を見ながら思った。「あ〜、私、どこまで行くんだろ?」って。でも、
それはすごく嬉しい感じ。自分の運命も宿命も、全部、ひっくるめて、幸せだ。窓ガ
ラスに映った自分を見て「この人誰だろ?」と思った。すぐに、今世のCHAKAだとわ
かった。私という永遠の生命が、今世だけ借りているCHAKAだ。大事にお借りして、
ちゃんと一生分成長して、お返ししなくちゃ。ただで借りちゃいけない。ちゃんと、
成長して、幸せになって、人生出来るだけ楽しんで、そしてお返しするんだ。
 私、なんだか、もっと遠い(まだ自分が知らない)ところに行く気が一瞬した。求
めたら、求めた分だけ早く開くかな?その扉。Don't miss the chance when it
comes knocking on your door.

●もうすぐE☆Eのお台場公演が始まります。連日リハーサルして、衣装とかも合わせ
て、楽屋やラウンジでみんなとおしゃべりしたり、あの感じです。Tank2に行く度に、
内装などが変わってて、わお!びっくり。今日なんか、リハーサルしてて、一旦終わっ
て楽屋に戻ったら、その間にもインテリアってか、色々変わってて、びっくりです。
お食事も美味しく頂いています。ありがとうございます。
 46歳、どこまでやれるか?
 喉がはちきれるまで唄ったりしない。どれだけ唄ってもはちきれない喉を作る。ど
れだけ唄ってもはちきれない素晴らしい発声法を身につける。
 大胆に、油断なく。その場に、なくてはならない一員になる。太陽になる。自分の
中の心の闇と、みんなを照らせる歌手になる。慣れではなく必ず成長する。悔いなく
前進する。
 50本、行けるとこまで行く!いえ〜〜〜い!

●Endlicheri☆EndlicheriのDVD「不完全〜Funky White Dragon」、まずパッケージ
が何だかすごいですね。ゆっくり見てみよう。

●堂本剛さんに会うまでは、彼が龍を好きだとは全く知らなかった。私は自分のこと
をminiature funky dragonとかscat dragonって言ってた。友人への手紙の最後にそ
う書いたりしてた。なんか、偶然だけど、偶然と思いたくない自分もいたりして。

●今月は、Comoちゃん(こもぶちきいちろうさん)とのsuper duoも吉祥寺Stringで
やる。楽しみだな〜〜〜〜。色んなところで、大好きな歌を歌わせて頂いて、たくさ
んの人と知り合えて、幸せもん、です。感謝、歓喜、感涙。

【CHAKA】

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