私は、子供の頃からイジメられっ子で、コンプレックスの塊だった。
女の集団は、何よりも苦手だった。
そういう子供は、「嫉妬」というものに縁のない、自信に満ちた女に、
常に憧れる。
(さすがに、数十年生きてきて、それだけの間歌ってきて、
時に「極道の女」に間違われそうなルックスに成長してしまった私を、
面と向かってイジメようとする人は 、最近いてくれないが。)
CHAKAは、私をイジメるどころか、まんまで受けとめてくれた。
不安に思っていた事には、スッキリ・バッサリと答えてくれた。
一緒に歌わせてくれた。
歌うって、私がこれまで思っていたより、もっと素敵なんだって
気付かせてくれた。
強さの意味を、たくさん教えてくれた。
自分の好きな人、家族、故郷、声、才能、環境、平和・・・
そういった全てを誇りにして、大事にして、歌う。
CHAKAの歌を聴くたび、何度も、彼女の大きさに驚き、敬服する。
でも、終演後、いつも「素晴らしかった。」としか、言葉を持たない私に
彼女はガッカリしているに違いない。
チヤホヤされるのが苦手な私は、他人を正しく誉めるのも、下手らしい。
だから、この場を借りて、ちゃんと言いたい。
CHAKAほど、いい女は、滅多にいるもんじゃない。
1999・5・23 pas de chat 藤原美穂