【第15回】 越智 順子 さん人生には、かけがえのない大きな出会いがある・・・と良く言う。姉さんとの出会い は私にとって正にそれだと思う。事実、姉さんに会ってから、私の音楽に対する気持 ちや生きるということに対する考え方は変わったと思う。どう変わったか。そうやな ぁ・・・一言でいうなら『前を見るんだ!』っていう感じ。姉さんはいつも何かに向 かってる。 私は、京都の学生だった頃にsoulとかfunkの種類の音楽を歌い始めた。当時の歌仲間 にとって姉さんは憧れの人だった。ある意味伝説。会ったことも、聞いたこともない のに、逸話はいっぱい聞いていた。ある歌仲間の女の子は、姉さんに貰ったスティー ヴィー・ワンダーのレコードを壁に飾ってた。姉さんに教えて貰った練習方法を紙に 書き、壁のいつも見える場所に貼って練習してる子もいた。もう17,8年前になるなぁ。 懐かしいなぁ。 姉さんは当時の私たちに大きな影響を与えていた。 そんな姉さんと一緒にステージに立つ日が来るなんて思った事もなかった。実は時々 『アンタもなかなかやるやん』とこっそり自分を誉めてやっている。はは。 私が思う姉さんは、いつも前を向いている。風に向かって前を向いている。地にしっ かりと足をつけて、両手を腰に、少し前のめりに遠くを見ている。私もそうありたい。 姉さん!70歳が過ぎて、80歳が過ぎて、二人ともヨボヨボになってても、天気の良い 日には縁側で煎餅食べながらお茶飲みましょうね! でも姉さんは歌っていそうな気がする・・・ オチジュン
2〜3年前、ゴスペルクワイヤーが流行し始めた頃「CHAKAが作ったクワイヤーを 聴いてみたい」等の言葉をかけてくれる仲間が数名いました。 ゴスペルを歌う資格は私にはありません。でも、複数のシンガーが声を合わせるパ ワーと魅力は随分昔から感じていました。 ある時、大阪ロイヤルホースのスタッフに「ソロでプロ活動している人と歌いたい」 と、面識もないのに、一方的に、越智順子さんと小林エミさんを指名させてもらいま した。2人とも、関西ゆかりのシンガーで、R&B、ジャズ、ファンクなどのフィー ルドで活躍していて、そして私が尊敬するシンガーです。早速ライブ実現に向けての 準備が始まり、side by sideやfunkかしまし娘の活動へとつながっています。 順ちゃんは今回素晴らしい言葉を私にくれましたが、私にとっても彼女との出逢い はとても大切なものです。 基本体勢が「いつでもかかって来んかい」の私は、性格きつすぎて、孤高のシンガー という寂しさを感じていた時期がありました。とっても傲慢な言い方ですが、彼女と のduetの様に、遠慮なく、獅子奮迅、全力でぶち当たって行けるシンガーは稀、なの です。 特に関西時代には、多くの人を傷つけて、とてもじゃないけど憧れられる様な人じゃ なかったと思います。他人の歌を全く聴いてなかった。自分が上手くなることだけし か興味がなかった。 だけど、必死で歌って歌って、少しは周囲の人のことを思える自分になり「おばあ ちゃんになっても一緒に」などと言ってくれる仲間(私にとっては戦友)と出逢えた ことは、本当にありがたいことで、自分の運命に感謝しています。 順ちゃん、ほんまに、ありがとう。 Chaka
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