【第16回】 ユキ・アリマサ さん


「チャカさんって、、、、。」
 チャカさんって、あんまり背が高くないです。

 私がアメリカにいた時は、ヴォーカリストに限らず、ほとんど初めて会う時は、
「Hi!」って下から見上げる 感じでした。だって、私も決して背が高くないので。で
も、チャカさんはあんまり背が高くないし、わりと小さい感じなのでよかったです。

 何回かライブやっ てた頃はそのままだったのですが、CD「チャカジャズ」のアレ
ンジとかサウンドプロデュースとかに関わらせてもらった頃から、なんか印象がいつ
のまにか 変わってきました。

 だって、「私のスキャットはいい加減」とか、言ってるくせに、ツアーの時とか、
楽器の人顔負けの凄いスキャットとかしてるし。それ に、私がピアノでコードとか
弾いていて、ベースやドラムといい感じで絡んで、バンドがスイングしてる時なんか、
それにすごく繊細に反応して歌ってるし。

 ピアニストって、自分が弾いたコードやリズムにヴォーカリストがどう反応してる
か、いつも、肌で感じながら演奏してるので、それがとってもよくわかりま す。チャ
カさんと、そんなこと、ここ1年位やってたら、いつのまにか、チャカさんて凄い大
きい人のイメージになってきました。時々、演奏中、チャカさんの方 見て「やっぱ
見た目は小さいよな」って確認しちゃうくらい。

 きっと、チャカさんの中に、まだまだいっぱいいろんなものがはいっていて、「音
楽がこうなってきたら、ほれ私はこれよ」っていうのが、全然底をついてないのを感
じるからだと思います。

 本人はそれ、わかってるのかな?そうは思ってないのかな?まあいいや。とりあえ
ず、私は勝手に、チャカさんと一緒につくる音楽が、もっともっといろんな風に発展
していく可能性をいっぱい感じて、いつも楽しく演奏してます。

 でも、俺の音楽だって、簡単に底はつかないからねー。へー!だ!!


               ユキ・アリマサ

from Chaka
 初めてユキさんを見て聴いたのは、布川俊樹さんと納浩一君のduoramaってアルバ
ム発売記念ライブだった。理論は全くわからない私だけど「このピアノの人はいい!
何かが他とは違う!」と思ったの。それで名前をずっと覚えてて、ライブでご一緒で
きると聴いた時、嬉しかった。それで、いざお会いしてみると、とにかく曲はたくさ
ん知ってるし、英語が出来るから、歌詞の意味もわかってらっしゃるし(日本のミュー
ジシャンって、歌詞の意味を知らずに歌の伴奏している人がとても多いのです)、初
めての曲でも、少し説明しただけで、何回も一緒に演奏したことあるような理解力と
表現力で弾いてくれるし、私の中で素晴らしさがどんどんふくらんでった。

 ジャズデビューのアルバムがユキさんと一緒で良かった。
 なんていうか、音楽やピアノやジャズが特別っていうんじゃなくて、自分の体の延
長にピアノがあって、生活の大切な一部に音楽があって、って感じ。それは私が理想
とするとても素晴らしいことです。

 今回、素晴らしい言葉を寄せて頂いてありがとうございます。
 これからもどうぞ、よろしく。

CHAKA (5'1" tall)

今回登場して頂いたユキ・アリマサさんのホームページは
http://www.scarecrowmusic.com/です。
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