吉祥寺Sometime 2000/6/22

日時:2000年6月22日
場所:吉祥寺Sometime

メンバ:
CHAKA (vo)
西村和彦 (p)
納浩一 (b)
久米雅之 (dr)
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以前Chakaさんとメイルをやり取りしたとき,西村和彦氏を奬めら
れたので,ずっと演奏を聴いてみたいと思っていた。そういう中,
Chakaさんとのライブがあると知り,これは行かねばならない…,
ということで行ってきた。Sometimeという場所も実ははじめてであ
る。

Sometimeはお店の真ん中にピアノがありメンバは内側を向く形で演
奏をする。客席はステージを取り囲む形になっている。ステージと
いうか,お店の通路を少し広めにしてそこで演奏しているという感
じ。手を伸ばせばメンバーに触れるくらい(^^;)。従って,私から
だとドラムの背中がすぐ目の前にあり,こういう位置から演奏をみ
ることは少ないので,ちょっとおもしろかった。

さて,メンバーであるが,ボーカルのChakaさん,ピアノの西村氏
は意識していたが,ドラムが久米雅之氏,ベースが納浩一氏のピア
ノトリオ+Vo構成。なんか結構豪華なメンバーではないのか?。ベー
スはウッド,ドラムも小さいセット,アクゥースティックのセット
である。

ステージは1時間弱位の演奏が3セット。各セット1曲目は,トリオ
のでの演奏。西村氏のピアノから始まる。綺麗な曲だな,と思って
聴いていたら,途中知ってるようなテーマが?。確信はないが2,3
曲のメドレーだったのでは?,そしてキースジャレットとパットメ
セニーの曲(Farmer's Trust)だった様な…。西村氏のピアノはリリ
カルで,決して濁らない。ソロの時も左手がアルペジオ的に絡むこ
とが多く,ペダルも多用しているが,音の選択のせいか透明感のあ
るサウンドになる。一方ドラムの久米氏はリリカルな曲でも細かい
技を繰り込み,独特の空間をつくる。ピアニシモの演奏がすばらし
い。パーカッシブに空間をつくっていき,そのアイディアも独特で
ある。バンドを非凡なものにしていた。ベースの納氏はいつもなが
らウッドとは思えないピッチの安定とグルーブ感を作り出している。

Voが入ってもこの演奏の雰囲気は変らない。曲はChakaさんが選ん
だ曲であろう。ジャズのスタンダードからポップス,日本の曲,そ
してオリジナルと,様々な曲を取り入れて演奏をする。今日は比較
的,ぶっきらぼうというかジャズ的な歌い回し,そして素朴な歌い
回しが多かった気がする。味わいのある歌い回しである。

いくつかの曲でスキャットというか,ラッパ的な音でアドリブも
とり,それが実に表情豊かですばらしかった。MCで,歌の歌詞を説
明し,その内容をうまく表現した歌い方になっていたと思う。

ボーカルもそして演奏も繊細で美しく,そして優しい演奏だった。
アットホームなSometimeの中に更に,心地好く我々を酔わせてくれ
る演奏であった。

たろ
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