タバコ・タバコ・タバコ

タバコはそりゃぁ身体に悪いって事ぐらいみーーんな知ってることだよね。
でもわたしはタバコを吸っている人でした。

卵巣腫瘍と言われた日、タバコは控えるようにといわれました。
といっても、あたしは生返事だけで済ましちゃったんですよね。(^^;
これをきかいに禁煙してもイイかなぁくらいに思ってはいたんですけど、やっぱり悪性かもしれないという不安、気持ちとは裏腹に喫煙量はうなぎ上りに…トホホ

そうこうしているうちに、手術日が決定し、入院の説明を受けることに。
そのときに、はっきりと禁煙してくださいと強い口調で言われました。
「手術後、痰がからみ、相当つらいですよ。
痰が絡むとね、咳が出るでしょ?傷がねぇ凄く痛いんですよ。」
「煙草を吸っていると、その痰がねぇ〜吸ってない人と比べると凄く多いのね、そして絡みやすいの。
なので、今から必ず禁煙してください。」
うはっ!脅されたぁ。。。(ノ_・。)

禁煙しようかな?から、わたしの認識は禁煙しなければ!に変わった。
これは絶対命令に聞こえたのである。
だって、痛いのはいやじゃ無いですか、苦しみたくないもの。
手術までは半月ある。
最初の3日間、わたしは本数を半分にすることに挑戦。
なんとかクリアする。
その次の3日間、朝目覚めの一服をしない、食後の一服をしないを挑戦。
なんとかクリアする。本数は日ごと増えていたころは一日30〜40本吸っていたのが、一日10本までに減っていた。
がんばってるじゃん!あたし。
良性か?悪性か?の不安、手術の不安。
2つの不安を抱え、さらにストレスを発散していたタバコすらもストレスの道具に変わっていた。
そして7日目がくる。手術まであと一週間。
その朝、わたしはものすごい胃痛でダウンした。
食欲はげっそりと落ちこんでるし、お腹は腫瘍のあたりがうずくように痛みがあるし、普段はのんびりしていてイイ主婦だけど、こんなときは、一人ぽつりんと家にいるので、ストレスのはけ口がなーーい!
あれも用意しなきゃ、これも準備しなきゃ・・・気ばっかりあせるけれど、時間はなかなか進んでくれない。
手術までの日にちを指折り数えているような、凄く早く日々が過ぎていくような・・・逃げちゃいたいような・・・・。
なんともいえない気持ちのままですごした。
7日目の朝、最初に悲鳴を上げたのは胃だったのだ。
あわてて、胃酸を押さえる薬を飲み、きちんと食べるように努力し、そして冷静に考えた。

この不調の原因。
ストレスなのは確かだけど、2個までなら、あたしは絶えられた。
3つ目のストレス、こいつが原因。
それはつまり禁煙であるのではないか?と。
あたしは、禁煙することをやめた。
あまり気にしないことにした。
痛いのも、手術後の苦しみも、今、体調を悪くするよりはましに感じたのだ。
そう判断したのだ。

ストレスの要因だった禁煙を解除したら、胃はそのあときちんとあっけなく復活してくれた。
無くなっていた食欲も、そのあと3日間くらいで何とか元に戻り、胃痛も消えていた。
入院日に説明を受けた看護婦さんにそのことを伝え、禁煙できなかった旨をわたしは伝えた。
「しょうがないですね。具合が悪くなるよりはましかな?」と苦笑されてしまった。
「そのかわり、痰が絡むことは覚悟してくださいね」と念もおされた。(ノ_・。)

まぁ、おもいっきり脅された割には、結果としては、あたしは、手術後一度も咳き込むことは無かった。
それも手術前30分まで吸っていたにもかかわらず(^^;
痰はほんのわずか絡むものの、幸か不幸か、手術後唾液がものすごーく出て、水が飲めないにもかかわらず、のどは潤っていた。(まぁ、唾液が出すぎて、ふき取るのが大変だったり、それが胃にたまったらしく、最後はもどしちゃったんですけどね。(^^;
そのときに、ちょっと絡んでいた痰もいっしょに全部でちゃってスッキリしました(^^;)
*でも、これはあくまでも、あたしがたまたま、ラッキーだったケースです。
実際、咳き込む人が多いから、そういう注意をいただいたわけで…、これを読んで、じゃぁ、あたしもいいや!なんて思わないでね。痛い思いをするのは、自分自身です。ただ、こういうケースもあったよというお話です。

手術後二日目、歩きなさいと言われた後に、真っ先にしたことは喫煙所へいくことだったのは、日記を見てもらった通りである。
元気になるにつけ、タバコが徐々においしくなっていった。
元気になるにつけ、煙草の本数は日増しにふえていった。
喫煙はあたしにとって、元気のバロメーターのようだった。


退院した後、最後の通院日にあたしは、お医者様にもう一度いわれてしまった。
「あ〜〜たばこはダメですね。禁煙してください」と。
理由を聞こうかな?とも思ったが、わたしは、ただ、ハイと答えただけだった。
まだ、体調も体力ももどっていないときに、食欲までそがれたのではたまらない。
無理な禁煙はしないよと心の中であたしは違う返事をしていた。

たしかに身体にはいいことじゃない。デメリットが多いのもわかっている。
タバコを吸わなかったのは手術後2日間だけ、つまり、一番体調の悪いとき。
ぜんそくなんぞを、たまに起こすあたしには、喫煙なんてもってのほか!とどんなお医者さんも言う。
でも、あたしは結局この手術を機会に禁煙をすることは出来なかった。
あたしにとって、タバコがおいしく吸えるとき=健康なときなのだから(^^;

それでもね、喫煙量は病気のストレスが無くなったことで、減りました。
今は、一日一箱くらいで済んでます。
もう少し元気になったら、禁煙をしようと決めました。
今度は強制も何も無し、あたしの自主的な気持ちで、ストレスなく禁煙をはじめようと思っています。