9月24日 手術後5日目 入院8日目
本日の目標:今日こそは日記らしい日記にしよう
今日は清拭の日、身体をふいてもらえるらしい。
自分で拭けるところはもちろん自分でやるが、思うように力が入らない。ちょっと熱めのタオルで背中だけ看護婦さんにお願いする。
凄く気持ちよかった。
昨日とうってかわって、本日のイベントはこれだけかな?午後B嬢が来てくれるわ♪今日も楽しい一日になりそう♪
手術後初めて普通食がでた。
これはビックイベントだ(^^V
お昼は山菜おこわだった。おこわがずっしりと重たかった。でも、うまぁ〜〜いっ!!ご飯最高♪
午後になると、いっぱいお世話になってたKさんが退院していった。
白血球が戻ったので、しばし抗がん剤治療の休息だ。2週間自宅に戻って、また入院なのだそう・・・大変だなぁ。
でも、今日はすごぉくうれしそう。ルンルンしまくりって感じ。お家を堪能してきてね。
そして、がんばって、完治するのだ!!
今日から旦那は出勤モードになる。夜、面会にこれるかな?
家に残してきたペットたち(犬のチャコ、猫のチャピーとメイ)は寂しそうにしてないかしら?
ちょっと心配だなぁ。お願いだからいい子にしていてね。
2時過ぎにB嬢がお見舞いに来てくれた。きれいな花籠をもってきてくれた。
うーん、やっぱりオンナノコだわ。Kさんが退院していって、ちょっとさびしくなった空間が華やぐ。
B嬢とはネット上で出来た友人だ。この一週間の動きをきいたり、たわいの無い話しをして、時間があっという間に楽しく過ぎていく。
この3日間、あたしは昼間ほとんど座ってるか歩いてるかで、昼間を過ごしていた。いっぱいお見舞いの方が来てくれて、凄くうれしいし、楽しいし、なによりも時間があっという間に過ぎてくれるので飽きない。
ほんの少し横になってよくよく考えてみたら、手術後5日目じゃん。ってことは、手術後、管が外れてからはほとんど家にいるのと変わらない生活をしていたような・・・・(普段、ぐうたら主婦をしているので、座ってネットしているか、人とおしゃべりに興じているかしか、していないので・・・(^^;)
あたし、タフかもしれないわ〜〜♪なんて思ってみる。
うん♪元気だし、順調に回復しているんだわ。
ちょっと遊び疲れてるような気もするので、今日は10時の消灯には、きちんと寝るようにしよう。
本日の目標達成♪日記らしい日記になったと思う。
9月25日 手術後6日目 入院9日目
朝5時。目がさめると抜けるばかりの青空。
6時の屋上開放時間が来ると、速攻タバコと缶コーヒーを持って上がった。
ものすごぉ〜く、キモチイイ♪
朝6時に表に出るなんて、めちゃくちゃ久しぶりだ。
この気持ちよさは中学生ごろまでやっていた、夏休みに早起きして自転車で散歩していたときに感じてたものだ。
もっと元気なら、自転車でどこかぶらりとしたい気分だ。
”遠くに見える高速は、すでにたくさんの車が流れている。そのちょこっとそばに見える橋は、すでに渋滞が始まっており、平日のごく普通に暮らす人の出勤風景のひとつが、かいま見える。
早朝のほんのちょっとした秋の涼しさから、日差しの夏の名残を感じさせる暑さへと空気が変わっていく。
Tシャツが今ほどちょうどよく感じられる季節はない。
無防備な服装で何の気を使うことなく表にいられる。
そして、この上なく気持ちよい季節の残暑をかすかに残した朝だ。
微かに朝食のいい香りが漂ってくる
さほどお腹はすいていないのに、出てくるものがちょっと楽しみになるのは、不思議なものだ。
さて、もう一服したら、現実感いっぱいの病院のベットの上へ戻るとしよう。”
なぁんて、ちょっと気取って書いてみても、今日はなんのイベントもなく、ただ一日を過ごすんだよね。
現実とはそんなものなのかなぁ。(苦笑)
と、朝あたしは日記に書いた。ところが今日もめいっぱい笑わされてしまった。
となりのSさんの若かった頃の話しを聞いたからだ。
*注:内容は実は日記帳には書いてあるの。でもね、これははしょります。あしからず(^^;
お腹の傷、笑いすぎて痛いのを、今日は休養できると思っていたあたしが甘かった。
お願いだからSさん、抜糸の後はあたしを笑わさないでっ〜(^^;
傷がひらいちゃうってばーーー!!(絶叫)
夜寝る前にタバコを吸いにエレベーターに乗ろうとしたときの事だ。
O先生とばったり出くわす。
O先生はフランクにいつでも話しかけてくれるので、あたしはそれがうれしかったし、いつもいてくれる先生なので安心感があった。
いつも凄く忙しそうにしているにもかかわらず、傷はどお?元気?など、必ず声をかけてくれる。
でも、今日の一言は予想外だった「HPで○○○で探せば、僕のいたギルドのページにいけるから」
「え??」最初何の事を言ってるのやらあたしはまったくわからなかった。
・・・・あーー!UOの事ジャン(UO:ウルティマオンラインという。今、あたしがはまりまくってるネットゲーム)。
そう、担当のO先生はゲーム上では先輩なのでした(^^;。最近はそのゲームをやってる暇が無いらしく引退されてるとのことで、最近の状況などを昨日、ちょっとだけ教えてあげたのでした。UOのお家が引退してると腐ってしまうよという、情報をあげたときには、ちょっとだけ顔がひきつって、残念そうにしていたものなぁ。でも、絶対友人たちがそのお家を引き継いでるはずだと断言してたっけ。
遊びの話が出来てしまう主治医というのは、特殊なのかもしれない(笑)
O先生が少し暇が出来たら、そして偶然、UOで、もし出会えたら、それは凄く面白いことのように感じた。
9月26日 手術後7日目 入院10日目
今日は抜糸が待っている。傷の表面は、もう痒くなっている。
本当に治ってきているのだろうなと思う。
ただ、寝返りを打つとお腹の中は疼いたりしてちょっと気になる。
笑うようになってから、中の鈍い痛みが感じられるようになったけど、ひょっとして笑って、腹筋使うのが早すぎたのかしら?とか、ちょっと心配してみたり。
まぁ、そのうちに、疼くようなこの感覚も無くなってくるのだろうとは思うけど・・・・・。
今日は、抜糸後、あまり笑わずにおとなしく1日を過ごすように心がけようと思っている。
お隣のSさんにもくれぐれも笑い話をしないでねとお願いをしておいた。
10時ごろに抜糸をした。
抜くときにチクン、チクンって痛痒かったところがする。
消毒の液体が糸を抜いた穴に染み込む感じだ。
染み込むとそこはちょっと痛たくて、ちょっと熱い感じがし、そのあとに、痒みがプラスされる。
痛かゆい感覚が3倍くらいになって攻撃してくる。それは1時間くらい続いた。耐えるのは一苦労だった。
安静にしていてくださいという先生の言葉を間に受けて、11時半まであたしは仰向けでじぃ〜〜っとしていた。
となりのSさんも、神妙にじっとしているのが見える。
安静にって・・・・・どれくらいしていればいいのだろう??
安静ってどの程度安静にしてればいいのかなぁ??素朴な疑問が頭をもたげる。
Sさんに聞いたら、私も動いていいものか、起きあがっていいものかわからないので、仰向けでじーーっとしてるとの事。
ううむ、あたしはタバコが吸いたくなってきていたので、思いきってナースコールをおした。
その旨を看護婦さんに言うと、おもいっきり笑われてしまった(^^;
「そこまでじぃーーーっとしていなくて大丈夫ですよぉ」だって。。。トホホ
だってぇ、補助輪をはずしたはじめての自転車みたいなもんじゃん。あたしは、いつ傷がパコンと音を立てて、傷がぱっくりと口を開けるのでは??って、不安いっぱいだったんだぞぉ〜〜。
歩いても大丈夫ですよといわれたけれど、煙草を吸いに歩いていくときは、術後初めて歩いたときよりも、スローペースでそぉ〜〜っと歩いていった。
どっちが手術直後かわかりゃしないわ、これじゃぁ。。。
身体にヘンに力がかかって、肩もお腹も力を目いっぱいいれて、歩く。
身近だった喫煙所がものすごーーく、遠くに感じた。ついでに、ものすごーーく歩くのは疲れる。
とりあえず安静、そぉっと、そおぉぉっと、傷が口を開かないように、おっかなびっくりで午後を過ごしたのだ。
9月27日 手術後8日目 入院11日目
今日は午前中に教授回診があった。
右の内出血は血液が固まり血栓を起こす恐れがあったので、血液が固まりづらくする薬を手術のときに使ったせいだと、言われた。
傷口きれいですよと看護婦さん。ホントかなぁ?
もうすぐ退院なのは確かなのだろうけど、日にちをはっきりといってもらえず、ちょっとイライラ。
そして午後、手術後初めてのシャワーー!ワァイo(^0^o) (o^0^)o ワァイ♪
気持ちいいけど、おっかなかったよ。
なぁんの支えも無いあたしの傷口、そぉっとあぶくをつけて洗ってみる。大丈夫そうだ。
傷口きれいですよと言われたけど、お腹の傷は消えないのかなぁ。。ちょっと悲しい。
縦一筋の傷でも、お腹はすこしデコボコしてるし、非対称でいびつな感じ。しょうがないさと、ため息ひとつ。
気を取り直して、髪の毛、2度洗いしちゃった。
身体は簡単にあまり無理をせずに洗ってくださいとの看護婦さんからの指示を守り、力はあまり入れられない。
それでも、1週間ぶりのお風呂は最高に気持ちよかった。
このあと、内診があって、それをみて退院の日が決まるらしいとの情報を得る。
傷の痛みはもう、ほとんど無い。ただ、中側の卵巣をとったあたりの疼く感覚と、内出血してるところがやっぱり気になる。
ほんとに笑い過ぎて中側が治ってなかったりしたら、恐いなぁ。大丈夫かなぁ。退院決まるかなぁ。。
不安と期待が入り混じっている。
中側の痛み、大丈夫かを聞かなきゃとか思っていたが、内診は教授先生で、ささっと終わってしまい、質問するタイミングは無し。
退院の話しは出なかった。ショボーン(´・ω・‘)。だめなのかな?不安が募る。
となりのSさんはさっき、主治医から退院のOKが出た。病理検査の結果やら、退院後の過ごし方やら、なにやら詳しい話しをしに、別室へ行っている。
いいなぁ〜〜。あたしには何の話しもなぁい!!いいなぁ〜〜
家族に連絡したり、忙しそうにしている。いいなぁ〜〜。
あたしには??退院の許可はないの??
あたしにはまだ来ないのかな?
だめなのかぁ〜〜。
どっか悪いのかなぁ。。
だんだん諦めに変わっていく。
夕方、半ば諦めて、うれしそうにしているSさんを眺めているのはちょっとつらいので(本当は心から喜んであげなきゃいけないんだけど)口先だけになってしまう自分がいたから、ふてくされてうとうととし始めたとき、それは突然にやってきた。
「Mさん?Mさん?」とあたしを起こすO先生の声
目を開けると、そこにはいつも笑顔のやさしいO先生のアップ。
「退院OKだよ。何の問題も無し」
半分寝ぼけているあたしは、つい。。。
「マジ??!」と聞き返してしまう。
をいをい、先生にマジ?はないよね。すいませんでしたm(__)m
でも、O先生、まったく気にする素振りもなく「うん。で、明日退院する?」
あたしは首を縦にブンブン振りまわした。
「OK.じゃ、書類作っておくからね」
「はぁい♪」
O先生はスタスタと行ってしまった。
あれ?なんの詳しい説明もなし?
あとであるのかな?まぁいいや、ともかく連絡しなくちゃー
やったぁ!!明日退院だぁ。ワァイ!!ワァイ!!
もう、諦めていたので、むちゃくちゃうれしかったし、ほっとした。
旦那に電話をする。B嬢をはじめとする友人たちにも連絡をした。
夕食が来てそれを食べていると、再びO先生が登場する
「えっとね、10月3日予約入れておくから診察にきてね」
「はい」
それでおしまい。行っちゃう!ちょっとまったぁ〜〜!!
「せんせーーい!」
「ん?」ドアーから顔をのぞかせて先生は振り向いた。
それでおしまい??何にも詳しい話しは、あたしにはないの??!という抗議の意味も混めてあたしは言う。
「あのね、腫瘍の写真とか、説明とか、なぁーーんにもあたし、受けてないんだけど。。。。」
「あれ?そうだっけ??」
あたしはまた、首をブンブンと縦に振った。
「ちょっとまっててね」といって、O先生、慌てて資料を持ってきた。
そのあと、食事をとりながら(みたり、したりする話なんだろうか??(^^;)、あんまりうまく腫瘍とか写ってないけれどと言いながら、説明してくれた。
O先生、一応あたしの主治医なんだから、先生が説明しなきゃだれがするのさ??!と、突っ込みたかったけれど、かろうじてそれをしなかったあたしはえらい!と思う。
卵巣腫瘍の写真は旦那が言っていたよりも色が白く写っていて、あたしには夜店のマーブル模様のヨーヨーのように見えた。
ついでだったので、チョキリと簡単に切り取ったらしい筋腫の写真も見せてもらえた。
腫瘍も筋腫も全部まったくの良性で、悪性のかけらもないとの話しだった。
わたしはやっと、心底、ここで安心することが出来た。もっと早くこういうことは教えて欲しいと、心の底から思っています。
「僕も、ちょっと心配してたんだけどぉ、ホントになぁんにも悪性のものがなくて、よかったよぉ〜〜」とすこぶる軽いノリでO先生は言った。
ホントよかったよぉ〜〜。もっと早く教えろよぉ〜〜と心の中で叫んでみる。
それで、先生はさっくりと出ていった。なんとなく、虚脱感。
しかしまぁ・・・・・あたしには細かい注意ってやつはなしですか??Sさんにはいろいろあったみたいなんだけど(苦笑)
もう、なんていうか、よっぽど状態がいいのか、元気に見えたのか、ものすごくSさんと比べると、かるーーいノリで片付けられてしまったような・・・(^^;
イライラして、心配して、イジケてたのが、損したような気分だった。
Sさんも、隣で聞いていて、喜んでくれたけど、でも、あまりの簡単さにびっくりして、目を白黒させていたよ。
退院できる!それも、目標としていた「めざせ!30日退院」の心のスローガンよりも二日も早い。これは最高にいい気分だ。
今夜もぐっすりと眠れそうだ。
9月28日 手術後9日目 退院の日
お昼頃に旦那が迎えに来た。
会計の計算は午後になって、出来あがってきた。
会計はさっさと済ませて、Sさんの家族の方にも、ごあいさつをする。
今思うと、Sさんが隣にいてくれたから、頑張れたと思う。
同じ日の手術、子宮筋腫と卵巣腫瘍、病名は違っても、切った傷の大きさはほぼいっしょだった。
なので、回復のペースもほとんどいっしょ。
お互いがいたから、ちょっとづつ頑張れたし、経過もすこぶる良好でこれたのだと思う。
よく笑ったし、いろんな事を話したし、同じイベントがあったので不安になることも、喜ぶことも一緒に出来たのだと思う。
それが、あたしには、本当によかったことなのだ。感謝の気持ちでいっぱいである。
ほんとうにありがとう!
病院を離れ、家路に向う。
こんなに元気だと思っていたのだが、いざ、車にのって、そのゆれが結構きついことに、唖然とする。
駐車場まで少々距離があったのだが、それを歩くのもしんどかった。
病院内を元気に闊歩する距離との違いを実感。病院で元気に感じても、ちょっとしたゆれがきついと感じることで、どれだけ病院が安静に出来る場所だったかを実感する。まだまだ、安静が必要なんだなぁ。
自宅につくと、ほぼ2週間ぶりのあたしの姿に、我が家のペットたちは盛大な歓迎をしてくれた。
自宅に戻ると、自分の動きがみょーにスローだということに気がつく。
病院では普通に動いていたつもりだったのに・・・・ちょっと不思議な感覚だ。
それでも、ペットたちは、入れ替わり立ち代り、あたしのひざの上に甘えに来て、いい子でいたよと主張する。
なんか、それをみていたら、長かったんだなぁと言う思いと、手術後9日しか経っていないんだなぁという思いと、でも手術は遠い昔のような気がして・・・・。
普段の生活の12日間なんて、ほんとにするすると過ぎていくくらいの時間なのだが。
人間の生命力なんてものを思ってみたり、入院生活はいろんな事を考えたし、感じたし、友人にもいっぱいあったし、本もいっぱい読んだし、ある意味充実していたとも、思える。
退院間際にこっそりと卵巣腫瘍の写真をO先生におねだりしてみた。
HPをつくりたいので写真があればお借りしたいと言ったら、HPつくるのはとてもいい事だと思うよ♪がんばってね♪という言葉といっしょに1枚をくれたのだ。
まずは、普通の生活に戻ることを目標に生活しよう。
それが出来たら、HPを作ることを目標にしよう。
今まで、これが書きたいというものがなかった。
でも、今は、ある。
不安で恐かった頃に、あたしはネットでいろんな情報を見ることが出来た。
それが、どれだけ大きな力になったことか・・・・・。
だから、もし、そういう人の力になれるのなら、この経験も悪くはないと思える。
それだけ、あたしにとっては、この数ヶ月は大きな経験だったのだ。
自宅はやっぱりいい。
10月3日
今日は退院後初めての通院日だった。
朝起きて、身支度を整える。
自宅に戻ってからは、ほとんど家から出ることもなく室内で過ごしていたので病院までの道のりを一人で行くのはちょっと不安だった。
自宅から駅までは普通に歩けば5分くらいの距離なのだが、それがものすごく大変だった。
傷に人や物があたるのが恐い、なのでかばって歩く。どうしても他の人よりは歩くスピードが遅いのでぶつかりそうになるのだ。
病院のなかを歩くときには感じなかったスピードの遅さが痛感される。
さらに、驚いたのは、なんでもない距離に感じた駅までの道のりの遠さだ。
3回ほど立ち止まって、深呼吸が必要だった。息が上がってしまい、一休みが必要だった。
体力がびっくりするほど落ちていた。筋力が落ちていると言うよりは、心肺機能が落ちている感じだ。
駅の階段を上る気力はすでになく、萎えていたので、エレベーターを使った。
電車に乗るとへたり込むように座ってしまう。なんとも情けないなぁ、老人みたいだ。
病院のある駅についたが、そこから歩いて病院へ行く気にはなれず、タクシーを使った。
診察はいたって簡単なものだった。傷の状態を見て、内診をして、異常はないようだ。
ただ、まだ、内出血の後が残っているので、もうすこし湯船に浸かることは禁止だといわれた。
自転車もまだ乗れない。買い物で重いものを持つことも、まだできない。
禁止されるまえに、病院に来るまでに感じた体力のなさから出来ないなぁと実感せざるを得なかった。
気分はへこみまくっていた。
そのあと採血をして終了。
帰り際、昼食をとった。
病院の近くの駅前で本屋にも立ち寄った。
凄く疲れているなぁと思いつつも、久々の外出なんだから、もうちょっと歩こうと思った。
もし疲れ果てて、寝こんだとしても、好きなだけ寝れるさという、ちょっと自虐的な思いもあった(^^;
それに、家に閉じこもっていて、出来ることも少なく昼間はペットたちしかいないので、ちょっとストレスもたまっていたのかもしれない。
表の空気を吸っていたかったのだ。
自宅に戻ると案の定、疲れきってあたしは爆睡した。
10月17日
本日、退院後2回目の通院日。
前回から2週間が経っている。
まず、この2週間で変わったことは、体力がついた事だ。
あの後、家に閉じこもるのをやめて、すこしづつ、散歩をしたり、家事をしたりと、少々無理をしながらも、身体を動かすことに決めたからだ。
動いて疲れてたら、寝ればいいのだ。傷が少々痛み始めたら、途中で止めればいいのだ。
誰もせかす人も、急がなければならない理由もないのだ。自分のペースでやればいいと半分ひらきなおって動いていたのだ。
その成果は満足のいくものになっていた。
自宅から駅まではごくごく普通のペースで歩けるようになり、駅の階段もそのままいっきに上ることが出来、さらに電車に乗ってへたり込むように座ることもなく・・・・・。つまりはごくごく普通に、手術前と同じように動けたのだ。
身体が普通に動くと言うのは、すばらしい事だ。
普段は当たり前にしか思っていなかったことが、こんなにうれしいとは・・・・(^^;
診察は血液検査の結果、問題何もなし。もう来なくてもいいよ、とのこと。
わずか30秒だった。
あとは半年に1回程度、左側の卵巣、子宮の検診を出来ればしたほうがいいとのアドバイスがあった。
9月17日に入院したんだよなぁ。ちょうど1ヶ月前の出来事だ。
身体はもう80%ほどもとの体力に戻っているし、傷も痛みとか触ると恐いとかそういうものはなくなっていた。
中側の卵巣があったあたりがたまにズキンとすることはあるけれど、それもたまになので、あまり気にならない。
1ヶ月ですっきりするものなんだなと思う。
あたしは、完治した。