不定期日記

2007年03月20日

長くこの日記をつけていませんでした。 大変申し訳ありませんでした。 ネットによる二次被害事件など重く悲しい事が多くて心が痛みます。 この問題はこちらまで http://nethigai.no.coocan.jp/ また、法制度改革では被害者の刑事司法参加につきまして色々な不安や心配も多くあります。もっと議論が必要だと思うのですが。 この問題は別に会ができましたので宜しくお願い申し上げます。 「被害者と司法を考える会」です。 http://victimandlaw.org/


2000年07月19日

皆さんにはずいぶんとご無沙汰をしてしまいました。 どうも申し訳ありませんでした。 この間、ずいぶんいろいろなことがありまして、こちらで書かせたことが刑事裁判での加害者側弁護に使われてしまった事もあり、何も書けずにおりました。 これからは、今までの事も含めて、みなさまにお話をしていきたいと思います。 これからもよろしくお願い申し上げます。


6月03日

長いことこの日記も更新しておりませんでしたが,全く何もしていなかった訳ではありません.

今日は,そのうちのひとつ,民事裁判の件についてお話いたします.

今日の新聞を見て驚きました.
昨日,弁護士事務所が提出した訴状の事が載っていたからです.
確かに,訴状を提出した直後に新聞社から弁護士事務所に問い合わせがあったというので,どういう情報網を持っているのだろうと首を傾げました.

息子の命がいくらなどという事は私たちにとって気分の良いものではなく,また提訴がこんなに注目されるとも思っておりませんでした.

そしてまた,原告の許可もなく裁判所の方からマスコミに情報提供があるということも全く知りませんでした.

今日は刑事裁判の件でうち合わせがありまして,記者会見などを開くことができず,お話をすることもできませんでした.

民事裁判は代理人の佐藤弁護士にいくつかの点を相談をしまして今回の提訴となりました.

悲しいことですが時間はどんどん経っていきます.そして色々なことも忘れ去られてしまいます.
現在,刑事裁判が進行しているわけですが,思ったよりも時間がかかりそうですし,社会的にまだ応援してくださっている方がおられる時に,民事裁判の裁判官
にも交通事故で失われた子供の命について,もう一度真剣に考えていただき,評価して貰いたいと考えました.

内容に関しては,時期を含め弁護士さんにお任せしました.

皆さんはご存じだと思いますが,訴状には隼の可愛い写真を二枚と,弟の翼が大好きな兄と過ごした夏の思いでの写真を一枚添付しました.

民事裁判の裁判官の方にも私たちの思いが届くことを,そして刑事事件においても公正な判断が頂けるものと願っております.


4月27日


隼の事故の業務上過失致死について,第三回目の裁判を傍聴してきました.

午後1時15分から5時過ぎまでの長い裁判でした.

情報の公開については厚い壁があるものの,それでも検察は何とか前に向かっていこうという姿勢が感じられる部分もあり,期待して今日の公判に臨みました.

今日は,目撃者の証言について,いわゆる新証人が裁判所に呼ばれて質問をされました.

改めて思うのは,警察,検察となんども事情を聞かれ,証言内容について,さらには人間関係まで踏み込んだ捜査がなされた上で今日の日を迎えたという事は証
人の方にとっても,とても大きな負担を強いてしまっているという事です.

これは,捜査自体が目撃証人に頼りすぎている現状を露骨に物語っていると思われます.

特に,今日の裁判では,加害者側の弁護士が4名おりました.二番目に質問に立ったナガシマと名乗った弁護士は,強引な形で証人のプライバシーまで,法廷で
読み上げるという形で弁護活動をしているように見えました.

目撃者の仕事の形態はまだしも,携帯電話の番号まで法廷で読み上げる必要はあるのでしょうか?

真相究明はおろか,裁判制度そのものを後退させるような弁護活動は,今,求められている情報公開の足を引っ張る行為だと感じています.


4月1日

去年の今日,毎日新聞の江差記者とお会いしてからずいぶんと流れが変わった気がします.あの晩,取材に来てくださったのですが,肝心の話は又来ますからといってご自身の反省を含めた熱い気持ちを伝えてくださいました.

その後,きちんとした取材があり,あの紙面に繋がったのだと思います.

毎日新聞のこのような活動がまとまって本になることになりました.
多分,連休前には書店に並ぶと思います.

タイトルは,確か,「隼君は8歳だった」だと思います.
隼の事故の他にも沢山の方々の悲しい話も載っておりまして,読ませていただいた私でさえ涙が止まらなくなりました.
特に,隼の事故の報道を見ていたお子さんを亡くされた方のお話は,直接お会いしているだけに悲しくてたまりません.

しかし,4月.
今日から被害者通知制度が始まります.
松尾刑事局長自ら,隼の事故をきっかけに反省してできた制度ですと言われましたけれど,問題はこれからで,その内容,密度に注視したいと思っています.

他にも色々なことがあります.
追々何かの形でお話しして参りたいと思います.

今後とも宜しくお願いします.


3月20日

先日,国会の衆議院予算委員会分科会で行われた質疑の模様を一部載せてありますのでよろしければお読みください.
他にも細川先生も同様の質問をされております.
詳しくは国会のホームページに議事録として全文載っておりますので興味をお持ち頂いたらそちらでご確認いただければと思います.


この間,公式,非公式な形で様々な動きがありました.

公式的には11日に第二回の裁判がありました.
加藤さんという警察の捜査担当の人が証人として呼ばれ,実況検分の内容について答えておられました.

またしても傍聴席で一言も漏らさずに言葉を聞きました.

次回の目撃者の出廷の日時を決め,裁判は終わりました.

加害者ははじめて私たちの方を見て一礼して出口の方に歩き出しました.
二三歩,歩いたところでポケットに手を突っ込んで,歯を見せて笑ったのを不思議な気持ちで見送りました.

裁判とはこういうものです.
法律専門家がそう言いました.
きわめて解りにくい,なにが起きているのか見えない.
その連続です.
裁判長に伝わればそれでいいのです.

それ,何か違っていませんか?

現行法の枠内で,何かを学び,そして何かを変えて次の世代に伝えたいと思っています.なかなか扉は開かないのですけれど.


3月23日はあの神戸の山下彩花ちゃんの命日です.
彩花ちゃんのお母さんが書かれた本がなければ今の私がいたかどうか自信がありません.あの可愛い子が,何で?
そういう気持ちで二冊の本を読みました.

事件の加害者の両親が手記を発表すると報道で知りました.

ここでも情報のギャップがあります.
もうひとりの被害者のお父さんである方が新聞のコメントで被害者である私たちにさえ何も伝わってこないのに活字でそれを見るのは何かおかしい,そのような事を言われていました.その通りなんです.


改めて,彩花ちゃん,淳君の冥福を祈るとともに,遺された者に科せられた責務をしっかり感じて日々過ごそうと思っています.


3月4日



午後3時半.法務省の法務大臣室で中村法務大臣,松尾刑事局長とお会いしました.先日の予算委員会分科会での保坂議員の質問に答える形で,きちんとした謝罪とこれからの対応を含めたお話をするために参りました.

まず最初に松尾刑事局長から,隼の事故の件をきっかけに様々な形での情報公開を考えていて,この4月から全国統一という形で被害者通知制度をいたしますというお話がありました.

昨年の1月以来,何回か検察庁や検察審査会に参りましてお話を伺う機会はありました.しかし,今回のような,きちんとした話し合いというような形での対応はまったくなかったことに大変驚いています.

まずは,検察審査会に申し立てるのが被害者本人ではないといけないという規定の矛盾を正しますというお約束,これはすぐにやります.というお答え.
そして,日本の検察庁のシステム,つまり刑事事件を起訴できる権利が検察庁にしか認められていないという仕組みにもメスを入れるという姿勢には,率直に言って今までの官僚にはない発想かもしれないと素直に感じた次第です.

中村法務大臣の人間性から来ると思われるのですが,最近のマスコミ報道を見ていて,やはり誤解を受けるほど率直にお話をされる方だなと感じました.
だからこそ,中村法務大臣の掲げる司法改革は,ぜひ成し遂げていただきたいと考えます.

わたしは,この司法改革をするために法務大臣として任命されたのです.
この言葉には重みが感じられました.

さて,どうするか,そういう議論になるほど1時間はあっという間にすぎました.
このお忙しい最中にこれだけの時間を割いてくださったのは,このホームページを読んでくださっている皆さんの気持ちが伝わっているからに違いありません.

最後に隼の写真を何枚か見ていただきました.
何度も,何度も写真を繰り返し見ながら言われた,こんな可愛い子が,,,その言葉にならない言葉の間に込められた気持ちを信じたいと思っています.

他人に降りかかった悲しみ,苦しみを理解するのは大変なことだと思います.
事務的に過去の例を持ち出して比較し当てはめるのは簡単かもしれません.
しかし,時は流れ,人の考え方も変わっていきます.
次の世代に残すのは今の仕組みのままで,果たしてよいのか.
それには,本当に被害者の悲しみを理解する為の創造力が不可欠だと考えます.

ある意味で,それが一番今の検察庁全体に欠けている部分なのかもしれません.
大臣,それはあなたが一番よく解ってらっしゃる.そう感じました.

重い扉は少しずつではあるものの確実に開かれようとしています.


2月17日

ここに今日の日付の傍聴券が二枚あります.

今日,衆議院予算委員会の分科会というところに傍聴に行ってきたのです.
先週出かけた予算委員会の集中審議とはあまりに違う印象だったので驚いているところです.

先週,社民党の保坂議員が何を質問してもまともに答えなかった法務大臣が100%満足とは言えないものの,きちんと答えようとしているのが受け取れました.

特に午後3時半から傍聴していた予算委員会では,一旦質問を中断させて議長がわざわざ私たちの事を紹介してくださり全員の前で心のこもった言葉をかけてくださったのが心に残りました.
質疑が終わると法務大臣も駆け寄って来て「必ず司法改革をやります」とお約束頂きました.

ことばにするとあっけないですが,日本にもまだ,このような気持ちが通じることがあるのかと素直に評価したいと思っています.

質疑の中で,法務大臣は今度直接会ってくださるというご説明をいただきましたので改めてその結果をご報告させていただきます.

こうした内容は,多分報道されないと思いますので簡単に質疑の印象をまとめてみます.

検察審査会の議決書に添えられていた文書にある被害者しか申立をできないという問題は改善に向けて動き出したという事です.
これは法律の不備が明らかなので多分近いうちに変わると思います.

被害者の感情をくみ取った対応や情報開示についてはまだまだ時間がかかりそうです.

しかし,法務大臣が何度も答えていた「司法改革」はやらないといけない,小手先だけの手直しでは解決できない問題のように感じます.これは努力目標ではなく,すぐに歩き出さないとたどり着けない大きな山なのでしょう.

続いて行った第一分科会で最高裁,刑事局長とのやりとりは少し時計の針を逆に戻したような印象が残ります.

答えられない立場なのか,答えたくない問題なのか,保坂議員と局長との苛々した時間が流れました.

問題は検察審査会の事でした.
どうしても検察審査会は民間人が審査をするところだから裁判所はまったく関与していないと繰り返す所にこれからの流れを予感させる糸口はありました.

いずれ,この点は誰かが追求すると思います.

もしかしたら,ここにある傍聴券は未来への扉を開ける切符なのかもしれません.


2月15日

「初公判を終えて」

本日1月15日,片山隼がダンプカーに轢き殺された事故について「業務上過失致死」での初公判が開かれました.

これまでの道のり,去年1月23日の検察庁でのやりとりを考えますと,やっとこの日にたどり着けたという思いがあります.それも,21万人を超える皆さんの後押しがあったからだと心から感謝しております.


今日の初公判で加害者の運転手は用意していたメモを読み上げました.天国にいる隼に謝罪する内容もありましたが,裁判中まったく私たちの方を見ようともしない姿勢,時計ばかり気にする表情に,ほんとうにそのような気持ちが含まれていたのだろうかという印象が残りました.

新聞報道されていない部分のお話としては他に,加害者の弁護士にも十分な情報開示をしていない検察庁の姿勢にも疑問が残ります.きちんとした真実の解明という意味では加賀者側の弁護士の主張する意味もよく解ります.

しかし,その一方で,轢いてしまった事実は認めるものの,きがつかなかったという主張には疑問が残ります.今後,公判で事実を明らかにしてもらえることを期待します.

他に公判で加害者の運転手が過去に10回以上過積載などで違反を繰り返し何度も免停を受けた悪質なドライバーだという事も解りました.
隼を轢いてしまった時にも過積載であった事実も考えると過去に反省し改める機会が何度もあったのにしなかった運転手の姿勢も問われるのではないかと感じました.

なんども繰り返される,「気が付かなかった」「解らなかった」という子供にもおかしいと解るような言い訳は繰り返して欲しくないと感じます.

次回法廷は3月11日木曜日午前10時から同じく東京地方裁判所406号法廷で行われます.


1月31日

検察審査会の議決書を何度も読み返しました.
難解な日本語で,薄学な私には理解できませんでした.

ただし,添えられていた「申立て却下並びに審査打ち切りについて」という文章は私にも解ります.全文引用してみます.


申立て却下並びに審査打ち切りについて

申立却下について

審査申立人は,検察審査会法第30条によって,告訴若しくは告発をした者,請求を待って受理すべき事件の請求をした者又は犯罪により害を被った者と定められています.
隼君のご両親は,告訴若しくは告発をした者,請求を待って受理すべき事件についてのいずれにも当たりません.この規定の犯罪により害を被った者については,犯罪の直接の被害者をいうもので,直接自己の身体等に被害を受けた者なければ害を被った者とは言えないのです.
従いまして,隼君のご両親は,直接に被害を被った者ということができませんし,検察審査会法30条規定の外の要件にも該当しませんので,申立権がないということになり,本件申立ては権限のない者の申し立てとして,申立却下の議決がなされたのです.

審査打ち切りについて
審査打ち切りについては,申立受理後又は職権審査の開始後に,不起訴処分の当否につき結論を出すことができず,又はその利益がなくなったという事由が発生若しくは判明した場合になされるものです.
そもそも検察審査会は不起訴処分の当否を審査する機関ですので,審査が申立てられた事件について,検察庁において再起され,再捜査の結果,公訴を提起された,つまり,起訴された場合には,不起訴処分の当否につき検察審査会としての結論をだす必要性がなくなる訳です.
従いまして,新聞等で報道されていますように,業務上過失致死については東京地方裁判所あてに起訴されていますので,審査打切りの議決をし,道路交通法違反についてだけ実質的な審査をしたわけです.


以上,すべて原文のまま引用しました.

ここで,疑問があります.
単純に申立却下とされるならば,何故,二通の異なる議決書とこれまでの経過が書かれた経緯図のようなものが添えられているのでしょうか.

訳がわからなくなりました.
明確に却下とされているのに,検察庁の言い分はこうだから,不起訴が妥当なのだとする議論は,どのような根拠で行われたのでしょうか.

今,頂いた書類にひそんでいる事実を理解するために無い知恵を絞って考えています.

読めば読むほど難解な日本語を,まずは何とかして欲しいと思います.

なぜなら,検察審査会が言う「申立人」は片山隼(当時8歳)本人なのであるのであれば8歳の子供にも理解できる日本語による説明が必要だと考えるからです.

42歳の父親にも理解できない言語をつかう人たちは,どのように素晴らしい頭脳を持っているのかと考えさせられる晩でした.


1月26日



今日,朝待ちきれずにコンビニに走りました.
4×4マガジンという自動車専門誌が隼の事件の事を採り上げてくれている3月号が発売になるからです.

専門誌では異例の24ページの特集です.
そもそものきっかけはこのホームページでした.

このホームページを見た記者の方がメールをくださり,それから取材が始まりました.その辺の経過も記事に書かれています.

写真や資料もわかりやすい形なのではないかと思います.

書店でお手にとってご覧頂ければ幸いです.

かなり複雑な事件を,かなりわかりやすく解説してくれていますので,私たちの主張もある程度分かりやすいかもしれません.

最後のページで,私たちの弁護士が,裁判の予想を書いてあります.
本当にその通りなら確かにがっかりしますけれど,これからの日本には希望がある.夢もあると信じたいと願っています.

尚,この記事.非常に長いのですが,転載許可を求めておりまして,頂き次第こちらにアップしたいと思っています.


1月21日



1月28日.
検察審査会に参ります.

ダンプカーの運転手が業務上過失致死で起訴されてので,残る,ひき逃げについての審査の話を聞きに参ります.

過失は明らかだ.目撃者もいる.
そう言い続けて来ました.
罪の重さは隼の命と引き替えになったのと同じ重さなのでしょうか.
それを知りたいと思っています.

悲しいけれど,どのような結論を頂こうとも隼は帰りません.
二度と,あの笑顔を見ることは出来ないのです.

彼の机の引き出しから少しずつ出てくる.メモ,折り紙,願い事,などを見るたびに涙がこぼれます.

拙い字で書いた,パパ,元気で,,,とか,みんないつも一緒に,,なんて見るだけで涙で前が見えなくなります.

悲しい思いは何回もしてきました.
でも,あの隼がいないなんて,未だに信じられません.

皆さんに会っていただきたかった.
もっと知って頂きたかった.
そういう気持ちで一杯です.
ご感想のメール.ご署名のメール,本当にありがとうございました.
必ず,私が何かの形で後世に残す事をお約束いたします.

2月15日には加害者のダンプカーの運転手の刑事事件の裁判です.
傍聴に参ります.
どうして被害者の父親が,傍聴者なんだろう.
そういう気持ちがあります.
検察庁は何も話してくれません.
いったい,誰が誰の為に命を失われ,悲しい思いをしているのは誰なのか知っているのか疑問に残ります.

この世にいないから,もう,隼とは他人なのか.
彼が一人で闘う裁判だからなのか....

親として何もできないのがとても寂しいです.

親は,涙を流すしかないのだとしたら,もう充分に流しました.
隼に会いたい.
せめて,もういちどだけでも.

改めてそう思います.


12月09日

時間が経つのは早いものです.
クリスマスの雰囲気も,今年はまるで伝わってきません.
去年はイヤというほど耳に付いた,ホワイトクリスマスが聞こえません.
どうしてなのかな.
わかりません.

世田谷美術館で,隼も一緒に作ったアトリエ,「はだかんぼの森」の展覧会が開かれています.
今年は二年目です.伸び伸び作った子供の作品が,とても羨ましいほど,この一年間の成長を感じます.

よろしければ,13日までやっています.一度足を運んでくだされば幸いです.

隼の母は,その責任者でもありますので,ずっとお待ちしております.
私から見ても随分,がんばったなぁと感じています.

悲しいけれど隼の遺作も何点か展示させていただきました.
等身大の人形.結婚した二羽のあひる.などなど,隼の足跡を感じてくださりたい方も是非いらしていただきたく思います.

私の方は,今日9日.国会議員の先生の前でお話をして参りました.

だいたいの内容を書いておきます.

やはり,大切なのは,交通事故を改めて国会議員の先生が真剣に取り組もうと考えたこと.これは重要です.

まずは第一歩.
でも,一歩目がなければ,未来は無いかもしれません.

さて,講演の一部です.

片山隼がダンプカーにひき逃げされ,もう一年が過ぎました.
ある意味で区切りはついたとも言えますし,まだこれからなのだという実感もあります.

皆様に聞いていただきたいお話はたくさんありますが,今日は何点かに絞ってお話させて頂きたいと思います.

まず.交通事故の罪について.

人は誰でも人を殺めてはいけないと誰でも知っています.
小学校一年生はおろか,幼稚園児でも知っていることです.
ところが,交通事故に限って言えば,殺めてしまったとしても,その事故内容の議論よりも前に車に乗っていたから業務上過失致死しか適用にならないという現実があります.

殺人ではないのか?
親としてはそう思います。

隼の事故でご担当いただいた安田東京地検交通副部長は起訴してくださった際に申されました.このような,悪質で暴力的なドライバーはきちんと処罰しなければならないと.

でも,その罪状が業務上過失致死が本当に適当なのでしょうか.
私は大いに疑問に感じます.

無線交信をしながら,気が付かなかったと逃げているドライバーを処罰する罪が本当に間違って起こしてしまって反省をしているドライバーと同じ罪で良いものでしょうか?

気が付かなかったと言えば結果逃れられるひき逃げの罪についても同じ印象があります.

徹底した議論が望まれると思います。



科学的な捜査を何故もっと徹底させないのでしょう.

車両の形状、運転席の高さは本当にあれで良いのでしょうか。
今となっては遅すぎると思いますが,事故直後の証拠を何故もっと集めなかったのでしょう.

このような姿勢で臨んでいるからこそ,目撃証人が居ないため不起訴になって泣いている遺族がたくさん居るのです.
今回の事件で、ファックス電子メールで全国の方からお便り頂きました。
今日、この場でご覧いただけないことを残念に思います。

その結果解るのは、年間約一万人から一万五千人の死亡者がいるということは,とてつもない数の悲しみがあると言うことなのです.

その死亡者数についても申し上げます。

警察庁では年間死亡者数の値そのものも事故後24時間だけの数値だと聞いております.
何故24時間なのか。
論理的根拠はどこにもないと思います。

外国のジャーナリストが教えてくれました。
諸外国では24時間以内だけを死亡者数として数えることはないのだと。
どうして交通事故が原因であれば死亡事故に数えるという現実を見る姿勢にならないのか,その点から間違っているのではないかと思います.

このような実態に目を背けているから,交通事故は減らないのだと思います.
数字だけのトリックよりも現実に目を向けていただきたい。

次に子供の安全確保の問題です.

隼は登校時に事故に遭いました.
通学路の横断歩道を青信号で渡ろうとして事故にあったのです.

でも,隼の学校は何も考えてくれませんでした.
事故の本質も命の大切さも全く考えようとしていません.
目を背けて時間が過ぎ去るのを待っているだけと指摘されてもおかしくない出来事がたくさんあります.
すくなくとも隼の同級生がそんな環境で、育てられ育まれてるということは本当に悲しいと思います。
隼の死が全く生かされてない現状を彼は嘆くでしょう。


教育の現場でこそ、交通事故の悲惨さを真剣に考え,真っ先に通学路の安全確保をするべきだと思います.

結果,一年経ってどうでしょう.

先日、隼の一周忌を前に、その日を交通安全の日とした。そういう通知を受けました。
その内容を聞いて唖然としました。

交通ルールを守ろう。
この言葉以上のものでも以下のものでもありませんでした。

とても悲しいと思います。

隼が命を懸けて伝えたかたったものは、交通ルールを守らない為に命を奪われたという事なのでしょうか。

違うと思います。

交通ルールを守っても、悲惨な事故は起きてしまう現状を、命に代えて伝えたかったのです。

万一、再びこのような事故がおきてしまったら、どう答えるか。
ずっと聞き続けておりますが、未だに小学校からは何の答えもありません。


未だ何の変わりもなく,あの交差点では渋滞で横断歩道に車が停まることも,毎回の様にあります.子供の安全確保に教職員一体になって子供を守っているという事実もまったくありません.

警官が安全確保に登下校に見守っているということもいっさいありません.

隼は義務教育で小学校に通っておりました.
イヤでもその交差点を通らずに学校に行くことはできません.
どうして国は何の対策も取ってくれないのか大いに疑問に感じます.

未だにその交差点では,疑問に思う信号機の設置,横断歩道の位置,まったく何も変化もないのです.

横断歩道をふさぐ車も毎朝見ることが出来ます。
それを取り締まる警官の姿も見たことはありません。

大型ダンプが通るとガードレールとの間に子供ですら逃れるスペースは全くありません.もしも無意味に広いゼブラゾーンひとつ取っても書き換えられていたら事故は起きなかったのではないかと思うと毎日無念に感じます.

このような交差点は,通学路に限っても全国に無数にあると思います.
その危険な交差点の対応は地元の学校なりが真剣に考えなければ見えてこない部分でもあろうかと思います.

もしかするとお役所の境目の仕事なのかもしれません.
とするなら,なおさら,先生方に真剣に議論していただきたい部分でもあります.


もうひとつ.遺族の権利について申し上げます.
事故後,検察庁で,事故の内容は教える義務はないのだ.という説明を受けました.確かに法律ではそうかもしれません.でもあまりに現実味のない考え方で,それは一部,検察庁は対応を変えたかに見えます.

しかし,内容は未だに疑問に思います.ご署名いただいた21万人以上の目が注がれている事故の対応でさえ,「事実は公判までお話しできません.」とはいったいどういう事なのでしょう.

そうです。隼の事故でさえ、一切事実は明らかにされていないのです。


欧米の様に殆どリアルタイムで調書の開示が出来るようにはならないにせよ,せめて遺族には解っているすべての事をお話しいただきたいと思います.
問題は、初めてそこから見えてくるのではないでしょうか。

もっとも問題だと思われるのは,そういう検察庁そのものの,チェック機能が全くないと言うことに尽きると思います.

検察審査会が本来その役目を果たすべきだと考えられますが,その決議に法的拘束力がなく,さらに起訴不起訴を決めるのは,元と同じ検察庁では,チェックが無いのと全く同じだと言われても仕方がないと思います.

表面に見える部分だけでなく,実質的な部分での開眼を信じております.

もうひとつ.今後の不安を申し上げます.



今回の隼の事故でも加害者が車を運転し続けていると,事故後3ヶ月後に私たちの前で平然と話したのを聞いて驚きました.

明らかな犯罪に対してあまりにも寛容な行政は、もしかすると,さらなる加害者を産んでしまう根元になる
のではないかと心配するところです.
死亡事故の場合、再犯率がかなり高いとも聞いております。

私たち市民には、検察官も裁判官も選挙で選ぶことはできません。

選挙で選ばれた先生方には、この気持ちを理解して頂くことが出来ると思います。

真の民主主義とは、常に国民の批判のもとに成り立つということを。

今後、悲しい国民を出さないように議論し、目に見えるかたちで動き出していただくことを切に望みます。




11月27日

本当にありがとうございます.

隼の事故は,事故後,一年ぎりぎりのところで起訴していただき,本当にありがたく思っております.

それよりも,検察庁が,捜査の件について謝罪してくださった.これは非常に大きい出来事だと思います.

その後,頂いた,電子メール.新聞記事,テレビニュース.

拝見させて頂いた限りでは,とても良く事故の件を伝えていただけたのではないかと考えております


当初から,ずっと隼の事故の事を書いていただいた,毎日新聞の江差記者.ジャーナリストとして,ライバル紙の功績を称えた朝日新聞,天才人語を書いていただいた方にも心から御礼申し上げます.

隼は残念ながら,今お話することができない事になってしまいましたが,隼の分まで,あいがとう.と申し上げる事ができて本当に良かったと考えております.

どうか皆様.こんごとも片山隼の事.なんでも構いません.ずっと記憶にとどめていただければ,親としてこれに勝る歓びはありません.

本当に皆様ありがとうございました.


7月6日

もう7月になってしまいました.早いものです.

悲しさは忘れる事はありませんが,皆様のお力のお陰で頑張れる力が出てきた様な気もします.署名活動を始めて未だ2ヶ月しか経っていないのが本当に不思議に思えます.

ドライバーという自動車専門で今井さんというライターの方が現在発売中の雑誌と前回の雑誌で採り上げてくださいました.写真,図面ともに解りやすいかなと思っています.

毎日新聞も今週は交通事故のキャンペーンで採り上げてくださっておりまして,多分木曜日位が隼の事故の特集らしいです.
内容的に親としてはかなりショックな事も書かれている筈ですが事実は事実として解っていただいた方が良いかもしれないと考えています.

死の直前,隼はどういう事を思ったのか,何を言いたかったのか,残された遺品を見ても何も語り掛けてくれません.専門家の方は見るところが違うようで,ある部分納得する気持ちと信じたくない気持ちが相半ばしております.

二度とこのような悲しい事が起きないように,きちんとした解明を改めて求めたいと思います.

別に,ダンプカーの運転手さんの組合でベテランの運転手さんが今回の事故についてお話をしてくださいました.こちらもお読みいただければと思います..


6月29日

今日,検察審査会に頂いた署名を持ってまいりました.
合計100,882名分です.今日だけで62,135人の方の分を持ってまいりました.わずか2ヶ月弱でこれだけの方のご署名をいただけるとは思ってもおりませんで,皆様の一人一人に改めてお礼を申し上げたい気持ちで一杯です.ど
うもありがとうございました.

署名はいままで通り続けさせていただきますが,検察庁には審査会の決定を待たずに再捜査,起訴する事も出来る道もありまして,東京検察庁のトップである検事正あてにはがきを送って直接再捜査を要求するメッセージを伝えていただきた思い,皆様にお願いをすることにしました

切手を貼っていただくお手間は取らせてしまって申し訳ないのですが,このHPにもアップしてあります葉書をプリントアウトして別の紙に貼って送っていただくか,再捜査して欲しいという趣旨のメッセージを書いて東京地方検察庁の検事正宛てに送って頂けると嬉しく思います.

会社などでまとめて送ってくださる方がおられましたら,印刷した葉書がございますので郵送させていただきますのでお手数ですがご住所,ご担当者などをNifty Serve JDX00314までご請求頂けますでしょうか.
お問い合わせなどもこちらまでお願い申し上げます.


今日は,今までの検察審査会ともう一個所,東京高等検察庁へも行ってまいりました.東京地方検察庁を監督する組織ですので,改めて捜査していただき,起訴していただきたいとお願いしてきました.もって参りました文章は別にアップしておきますのでご覧頂きたくおもいます.

亀井様という検事さんは,事前にかなり勉強されていた様子で,今まで対応して頂いた検事さん,事務官の方のどなたよりもお話が解っていただける期待が高まりました.なかでも検察審査会の順番待ちを心配してくださり,もしかするともっと早く起訴されるかもしれないという趣旨のご発言もありました.

今まで色々な準備などで更新の日が延びてしまいました事をお詫び申し上げます.
これからも新たな動きを計画しておりますのでその都度ご報告させていただきますのでよろしくお願い申し上げます.


5月18日

国会で隼の事故のことが取り上げられまして法務大臣が前向きと取れる回答をしました.19,20日と法務委員会で質問を受け,更にどのような回答が得られるか興味があります.

特に,水曜日には担当責任者の吉田交通部長が回答するのではないかと思われています.事実が明らかになるのか,又しても回答を避けるのか,今後の交通事故に関する検察対応の指針となるかと思います.

19日午後5時からのテレビ朝日「スーパーJチャンネル」に採り上げて下さる事になりました.また今週はTBSニュースの森の放映もあろうかと思います.放送予定日はまだ決まっていません.親としてショッキングな映像も出るかもしれませんが放送の公共性から考えて敢えて写してもらいました.21日木曜日フジテレビの朝8時半からナイスデイに出演予定です.先週の番組中で視聴者から頂
いたファックスの内容についてのお話をさせていただくとのこと.多分生放送だと思いますのでそのなかで20日の内容をお話しするかもしれません.

放送の予定は変更があるかもしれませんが今のところ分かっているのはこれくらいです.

皆様から頂いたメール,ファックスにはすべて目を通しています.おかげさまでメールの署名だけで昨日までに5000通を超えました.
本当に暖かいお言葉をいただき,ありがとうございます.すぐにご返事お出しできなくて申し訳ありません.

そのなかで悲しい出来事が私の知らないところで随分たくさんあるのだという事を実感いたしました.
今回の事故の件で興味を持って見てくださっている方に,その声を何とか訴えかけて行きたいと思っています.
残念ながら隼はおりませんが,この事故がきっかけで悲しい思いをされている方が少しでも少なくなればいいな,と隼の分も頑張って行きたいと思います.

これからもよろしくおねがいします.

尚,ホームページのご紹介,リンクはご自由になさって結構です.許可はいりませんがリンクした旨をメールでお知らせ頂けると幸いです.このホームページのご感想,お問い合わせはNifty Serve JDX00314 片山徒有まで.


5月12日明け方

明日の審査会申し立てを前に

本当に皆さまのお力で明日の審査会申し立てを迎えることができました.
ありがとうございます.

数々のご署名,励ましのメールなど,勇気つけられる事ばかりで深く感謝しております.リンクのお申し出,ご紹介など,たくさんいただきました.私としてはぜひともできるだけ多くの方に聞いていただきたいお話ですので,ご迷惑でなければリンク,ご紹介はぜひとも,お願いしたいと思います.

今までにいただいたメール,ご署名など,全部合わせると恐らく3000から4000人以上の方のお声を頂戴しました.そのままの形で審査会の方へ持って参ります.
尚,署名はどなたでもかまいません.13日以後もずっと続けてまいります.半年,一年とじっくり集めて参ります.その都度審査会の方へ持参いたしますので,今後ともよろしくお願い申し上げます.

できるだけ,私の知りうる事実を書いてまいりたいと考えています.電子メールのすべて,ファックスのすべてに目を通させていただきました.その結果,隼の事故の経過をお知らせすることで,何かのお役に立てるかもしれないと考えました.

しかし,肝心の不起訴理由が説明してもらえず,調書も限られた一部しか入手できませんので,まず最初は実況検分調書と新たに測量した図面などをアップして行きたいと考えておりまして,スキャナーで読み込んだり図面を書いたりする作業をしております.暫くお待ちください.

今回の隼の事故で非常に重要な人がおります.事故を目撃してくださった方です.そのかたが事故の前後の経緯を詳細に証言してくださっております.ただいま内容の確認作業に入っておりますので済み次第,許可を得てこちらにも載せたいと考えております.

フジテレビの日曜日の放送が延期になったのはスクープが入ったのが大きいとは思いますが,その後も取材頂いておりますので来週あたりには採り上げて頂けるかと思います.

尚,HPのメールで頂いている署名ですが,それはずっと続けます.予想以上にその数が多く,ダウンロード,印刷とフル回転しておりまして,同時にご返事なども差し上げたいのですが今の状態ですとできないのです.アドバイス,ご質問など,すぐにご返事差し上げられずに申し訳有りません.

お手数ですが,お急ぎのご連絡などはニフティサーブの私のID,JDX00314までメールで頂けますでしょうか.
今後とも隼の事件にご関心頂きたければ幸せでございます.


5月08日

片山隼(しゅん)のホームページにご関心をいただき,本当にありがとうございます.新聞報道でありました通り,私たち遺族に全く説明も無く,納得できないかたちで闇に葬られようとしている事件に疑問を持ち,きちんとした裁判をしてもらいたいと考え,このホームページをつくりました.

ここでは,マスコミでは書いてもらえない事実,経過などを出来る限り私の口からご説明し,反響のあった方から皆様の声もアップロードし,一般の方々に少しでも何かのお役に立てればという目標で書いてまいりたいと思います.
これからも英語版,過去の経過,隼の生い立ちなども含め,マスコミの記事再録などを計画しております.ご意見ご希望などなんでも結構です.メールいただければ幸いに思います.


毎日新聞の記事が出たあたりから私の生活は一変してしまいました.
不起訴という壁に立ち向かうには,本当に辛い山がたくさんそびえていてどこから足を踏み入れて行けば良いか解りません.


でも,少しずつ,マスコミにも採り上げていただき,聞いてくださる方々全員が,おかしいよ.と言ってくださることが本当に励みになりました.

私自身,交通事故にあったり医療問題で重くのしかかる出来事があったり様々な納得できない事がありました.

しかし,今回の事故に関しては,個人的な問題よりも,誰でもが生活をしている身近な交差点で事故はおき,あまりに納得のいかない経過で不起訴になってしまいました.

報道関係者から伺ったところによりますと,嫌疑不十分で不起訴だと検察庁の交通部長は話されているそうです.

しかし,どう考えても,その説明では不自然かつ納得できないポイントが数々あります.

私の手元にある実況検分調書の一部からも,加害者が運転中に無線で話していた時の事故であり,横断歩道の上に停車していた事は認めているのです.

しかし,轢かれた場所がそこから少し離れているからといって,それが不起訴の理由とは到底信じられない気持ちで一杯です.


横断歩道のダンプを迂回して前方に回ったところでダンプが動き出したら,せめてガードレールがきれるところまで必死に逃げるのが普通かと思いますがその点,交通部長は事故が起きた場所だけを問題視し,正しい判断を避けているとしかおもえません.

この点,今後毎日新聞をはじめ,各社マスコミに載ると思いますのでご注目いただければと思います.

5/13日に審査会に申し立てをいたします.
その日の夕方のニュースには採り上げていただけると思います.