投書

新聞投書から.

無職 北村明延 72(神奈川県)

 11月26日本紙の「隼君事故 運転手きょう起訴」のニュースは、ひときわ
輝いていた。

 いったん不起訴処分の決定が下された以上、これを覆すのは、容易なことではない。
それにもかかわらず、隼君のご両親が、不退転の決意をもって、地道な証拠集めに当たらた末、ようやく起訴に至らしめたご努力は、敬服に価する、近来の痛快事といえよう


 それにしても、現刑訴法下にあっては、加害者を代弁する、弁護士優位の時代。
従って国費を投じて育成した、司法習修生らは、こぞって金になる弁護士を志し、検事のなり手が少ないことは、先刻承知。

 だが、三権分立の理想とするところは、すべからく、法の下で被・加害者とも平等であるべきではなかろうか。

 この事例を契機に、被害者重視の世論が高まることを、期待してやまない。


  主婦 鈴木 良子 55(東京都渋谷区)

 読者の皆さん!とてもうれしいお話です。

 11月27日朝日新聞の「天声人語」に、わが毎日新聞のお褒めの言葉が掲載されていたのです。

 片山隼(しゅん)君の死亡事故で、東京地検が運転手を起訴したことに当たっての文章です。

 天声人語は事件について、当初は不起訴だったが、ご両親の粘り強い訴えを、「20万を超える支持の署名が後押しした」と書いていました。

 そのうえで「毎日新聞は、こうした活動を支援して、共感を誘う記事を書き続けた。
それも大いに力になったと思う」と結んでいたのです。

 わが家はいつも、毎日新聞だけの購読なので、他紙と読み比べることがありませんでした。

 それでこの記事をたまたま目にして、とても新鮮に感じ、思わずペンを執りました。

 天声人語氏にエールを送ります。そして、新聞はこれからも、弱者の強い味方であり続けて下さい。